ル・ピュイの道 カオール(Cahors)→コンドン(Condom)

Cahors→LascabanesLauzerteMoissacAuvillarLectoureLa RomieuCondom

Cahors(カオール)→ Lascabanes(ラスカバヌ)5/06() 

24.7km(累計 425.8km Le-Puy-en-Velayから、ロカマドゥールの道136.8kmを含む

ルピュイの道19日目(ロカマドゥールの道6日間を含む)

 ロカマドールの道を6日間歩いて、ルピュイの道に戻りました。人が多いです😅

 世界遺産の橋を渡ってカオールの街を後にします。急坂を登ったあとは、少し登ったり降りたり。途中の村では洗礼式を拝見させていただきました😄

 Lascabanesの宿は年配のご夫婦で営んでおられる快適な場所、食事時間には全員が順番自己紹介!最初のふたことは習ったフランス語、その後はたどたどしい英語で何とか切り抜けました😅

カオールの朝市
カオールの朝市
色が綺麗

ヴァラントレ橋(世界遺産)を渡ってカオールから出ていきます

ヴァラントレ橋
ヴァラントレ橋
カオールを抜けると急坂が続きます。
その分、眺めがよい
カオールの街は、川がぐるっと囲んでいる
ここって遍路道!?
どちらのお姫様?
旧式の車?が登坂車線を歩いている横を、ハイパワーの外国車が追い越し車線を使って、どんどん抜いて行きます😅
洗礼式
洗礼式に立ち会うことが出来ました😄
家族の皆さんの幸せな気分が伝わってきて、こちらも幸せになります。
神父さんが話しかけてくださり、この場にいることが出来ました。今まで会った神父さんは全て英語が出来ています。
子どもたちが祝福の鐘を鳴らしています😄
この木の下でサンドイッチ
ブドウ畑が出てきました🍷
どちらがルピュイの道か分からない時は、郵便受けが無い方です
車にポピー
この日は30度近くの気温、日陰のある方を歩きます
L'étape Bleue
今日の宿
L’étape Bleue
広々とした部屋
同宿のベルギー人ニコラが見せてくれた、
小川糸さんの『食堂かたつむり』(フランス語訳:愛が見つかったレストラン)です
他の宿でも別の日本人の本を持っている人がいました
荷物の軽量化のために限られた本しか持てない中で、日本人作家の本が結構読まれている事が嬉しいです😄
夕食

Lascabanes(ラスカバヌ)→ Lauzerte(ロゼルト)5/07(

25.9km(累計 451.7km Le-Puy-en-Velayから、ロカマドゥールの道136.8kmを含む)

ルピュイの道20日目(ロカマドゥールの道6日間を含む)
 宿からは、元の道を引き返さずご主人に教えてもらった別ルートでルピュイの道へ戻るコースを歩きました。
 途中のMontcuq の街ではちょっと大きい市が立っています。椎茸がそのままの名前で売られていました😄  
 今日のゴールは丘の上にある街、最後の登りがキツイ😭

青い点線のルートを歩きます
小さなサン・ジーン・チャペル
ここでル・ピュイの道に合流
道がぬかるんでいて
靴の底に土が盛大にくっつきます
Montcuq(モンキュ)の入り口 綺麗な花で迎えてくれました
日曜市
パン屋の前で二人のご婦人に話しかけられました
シイタケが売られています
このあたりの目印はホタテ貝
途中の教会、すごくシンプル
聖母子像も素朴
ゴールの街(Lauzerte)が見えてきましたが、最後の登りが待っています😭
今日の宿 Gîte Tamba’kï
オーナーのアンナさんがしっかりもてなしてくれて、快適でした
Saint-Barthélemy(サン・バルテルミー)教会
鉄板の橋
これは滑りやすい😅
教会前の広場でビールをいただきました
右端のニコラのおごりです。ごちそうさまでした🙏
今日の宿での夕食
美味しかったです
日の入り

Lauzerte(ロゼルト)→ Moissac(モアサック) 5/08(月)戦勝記念日 

28.4km(累計 480.1km Le-Puy-en-Velayから、ロカマドゥールの道136.8kmを含む)

ルピュイの道21日目(ロカマドゥールの道6日間を含む)
 今日はフランスにとって大事な第二次世界大戦勝利の日
 色んな場所でセレモニーが行われています
 Moissac は大きな街で、ここを歩きの区切りにしている人も多そう。

Lauzerteの街を後にします
三つの植物が合体したような感じ😅
ハネエムスカリ?
こんな色のアヤメがありました
旧式のルノー
ペダルが踏みにくそう😅
途中で現在使われていない旧ルピュイの道をショートカット出来るということで歩きました。
道の状態は酷く、薮を掻き分けたりこんなタイヤの山を乗り越えたり・・・
この折れたらどうなるか?というスリル満点の丸太にまたがりながら川を越えたり
相当レベルの高いフィールドアスレティック?でした
この凄い樹が家を守っている?
巡礼者の荷物を託送する会社の車がジットに配達しています。
自分の荷物も持てなくてそれでも巡礼者なの?と思ってしまいます🤔
中には身体の関係でどうにもならないという方もおられると思いますが、健康な方が出発点からスーツケースを預けているのを見ると、いかがなものか!?思ってしまいます😖
温かみがあります
ル・ピュイの道で初めて鉄道を渡る
踏切からの写真
線路内には立ち入っていません
サン=ピエール・ド・モワサック教会
写真を撮ったあと、修道女さん達によるミサが行われました。
皆さんの澄んだお祈りの歌を聴いていると、こちらの心の中まで浄められる感じでした🤗
修道院の回廊
こちらは世界遺産
回廊の柱頭
今日はフランスが第二次世界大戦で勝利した記念日。沢山の花束が供えられています
銘板には、「第一次世界大戦」「第二次世界大戦」「インドシナ(現ベトナム)」「アルジェリア・チュニジア」の文字が刻まれています。
もうこれ以上、文字を刻まなくてよいように🙏
ナポレオン橋
最初はマリー・アントワネットの娘のマリー・テレーズの名前が付けられていました😅
フランス革命後改称
宿の夕食
自分が作ったパスタに似ている😅
このお二人はフランス東北部ダンケルクの近くから来られていて、モワサックで家に帰り続きは来年だそうです🤗
左の方は夜はパンダのつなぎパジャマを楽しそうに着ていました😄
「昨日会った日本人はフランス語が喋れたよ」と言われて、それはフランス語学留学中の小林さん。比べられるとつらいです
この宿の名前は、Ultreïa
巡礼者の歌「Ultreïa 」をみんなで歌いました🤗
こちらは英国訳の歌詞

Moissac(モアサック)→ Auvillar(オヴィラール)5/09(火) 

19.1km(累計 499.2km Le-Puy-en-Velayから、ロカマドゥールの道136.8kmを含む)

ルピュイの道22日目(ロカマドゥールの道6日間を含む)
 この日は途中からずっと雨、じっと我慢の子であった(シトシトピッチャン)

こちらのお店で昼食のサンドイッチを買ったのだけど😅
結局歩いている間はずっと雨に降られて、食べられませんでした😭
運河沿いの道をゾクゾクと歩いています
山越えの正規ルートと、短くて平らな運河沿いの代替ルートがあります
皆さん(私も)運河ルートを歩きます
対岸に電車と保線作業の方々
川の中央にぶら下がっているこの棒を操作すると
こちらの小屋に連絡が行き
水門を操作するようです。
ここの操作は機械式
立派なプラタナス?の並木が続きます
プラタナスの大きさは、トゥールーズのミディ運河と比べても遜色ありません
たくさんの子供達が自転車で走っている
前後には大人の人がおり、安全な走り方とマナーを学んでいるように見えました😄
集積場のようです
ここで荷を降ろした船が180度回転して向きを変えられるよう、川幅を広くしています
雨が強くなって来ました
こちらの方は、ポンチョ派が多いです
この橋を渡って運河とお別れ
凄い勢いで草刈りをしています
薔薇の花が雨に濡れて綺麗
この橋を渡ると
今日の目的地Auvillar の街が見えて来ました
PRは Promenade et Randonnée で、GRより短めのいわゆるハイキングコースの標識だそうです
いいタイミングでトイレ😄
今日の宿
Gite place de chateau
二人部屋だったのですが、予約されていた同室の韓国人の方が来なくて結局一人部屋
しかし、無断キャンセルは良くない!😓アジア人の評価も下がります
3年前にリフォームしたばかりでとても綺麗
宿の前の高台からは素晴らしい景色
黒い雨雲もある😅
こちらの方向には
何と原発!
円形ホールの前にはライダーたち
こだわりのバイク
同宿の方に誘われて、巡礼者のミサに行ってきました
青空に月が綺麗
自動販売機
泊まった宿では夕食を提供していないので、紹介して貰って他の宿へ
ここの奥さんは、インドの方でインド料理
大変美味しかったです
ただ、デザートの頃からご主人の一人漫談が延々と続く
フランス語なのでまるでわかりません😅他の人は笑ったりしているので、面白い話なのでしょう。終わるのをしばらく待ちましたが、30分以上続いて終わる気配がないので途中で宿に帰りました😅

Auvillar(オヴィラール)→ Lectoure(レクトゥール)5/10(水) 

34.4km(累計 533.6km Le-Puy-en-Velayから、ロカマドゥールの道136.8kmを含む)

ルピュイの道23日目(ロカマドゥールの道6日間を含む)
 今日はちょっと長い34km、相変わらず泥道を相手に歩き続けます

朝、宿のご主人がパンをトーストして待ってくれていました😆
教会の裏では補修工事、維持費がかかります😅
Village Fleuri(多分、花の村)は、3年前のアルルの道を歩いていた時もありました😄
麦が少し色付いています
麦畑の中をトラクターがどんどん進んでいく
タイヤが通った跡
この部分については、収穫を見込んでいないようです
畑の向こうに原発😫
畑の向こうに原発😫
途中の村での教会補修工事
といっても、祭壇が全部取り払われています😅
教会の向かいにあったシャトー
持ち主は以前、広尾にあるフランス大使館に勤務されていたようです
泥道なので比較的歩きやすい草の上を探りながら歩きます
ひさしぶりに見るネギ坊主
前の人がトボトボ歩いているように見えますが、私は全然このかたに追いつけません😅ということは、私の後ろ姿もトボトボと見えるのかな😭
いい感じの道もすぐに終わって
また泥道
レクトールの街が見えてきた
こんな歩きやすい道もほんの200mだけ😅
また、ツルツル滑りやすい泥道
やっとレクトールに到着
Lectoure入口の公園にはなぜか鳥居
長時間歩いて街に入ると工事通行止めで大きく迂回
11年前もここは工事していたようです
ビールを飲みに出た街のバーにあった居心地の良い椅子
座っても良いとの事だったので、ここでくつろぎました
宿の夕食
同宿のメンバーと
女性は一人で自転車で回っています
だいたいが女性比率が高いのですが、今日は女性一人と男性七人(宿のお兄さんを含めて)、白雪姫の世界だね!と盛り上がりました😆

Lectoure(レクトゥール)→ La Romieu(ラ・ロミュー)5/11(木) 

19.3km(累計 552.9km Le-Puy-en-Velayから、ロカマドゥールの道136.8kmを含む)

ルピュイの道24日目(ロカマドゥールの道6日間を含む)
 今日も雨が降ったり日が照ったりと変わりやすい天気、宿に着いたかと思ったらそれは別の建物、水道工事の人かと思ったら宿の主人、洗濯機が使えるか?と心配してたら無料でやってもらえたと、色々ある一日でした

 Lectoure Cathedral
カテドラル内部
この建物の裏側が絶景ポイント
行く方向(どこかな?)が一望できます
廃線跡
CONDOM に行くのに2ルートありますが、La Romieu を通過する遠回りルートを選びました
レクトールの街が遠くになります
いい感じの景色
今日は距離が短いので休憩タイム
教会に時計は動いていません
このあと大雨で、道もドロドロ
アヒルが並んで道路を横切っていました。
車が来たのですか、徐行運転でアヒル優先
白いアヤメ?
La Romieu の街が見えてきました
今日の宿(写真はGronze.comから)
Gîte Le Refuge du Pèlerin
宿に着いたら誰もいない😅電話番号を書いたメモがあったので、エイヤッーと電話をしたら留守番電話😭そうこうしていると、人がやってきてこの建物にシャワーを浴びに来たとのこと。よく聞いて見ると、 gîte は隣の建物😂こういったバタバタで、宿の写真は撮り忘れました😂
宿の夕食

La Romieu(ラ・ロミュー)→ Condom(コンドン) 5/12(金) 

14.6km(累計 567.5km Le-Puy-en-Velayから、ロカマドゥールの道136.8kmを含む)

ルピュイの道25日目(ロカマドゥールの道6日間を含む)
 相変わらずの泥道に苦戦しながら、Condom へ
 3日間のバンドフェスティバルで街は開催前から興奮気味ですが、翌日朝早いのと開始時間に雨が降り出したので行きませんでした。
 宿は最高なのですが、ワインが無いのが玉に瑕😭

昨夜は雨降りだったLa Romieu の村
雨が上がって霧に包まれています
「地球は子供達から借りているものだ。」という今までの祖先からの引き継ぎというものからの発想の転換。強く危機感のあるメッセージです。数ヶ所に同じ物が立てられていました💪
こういう道は心穏やかに歩けるのですが😅
すぐこんな道に😭
泥道に二種類あって、「滑りやすい道」「靴の裏にやたら土がひっつく道」
ここは後者、土をストックで落としながら歩くので全然前に進めません😭
途中の村にあった教会
教会内部
この村にはドイツ軍相手に戦ったレジスタンスの方のパネルが沢山掲示されていました
小さな村なのにその多さに驚かされます。この村にドイツ軍がやって来た時のみんなの恐怖と怒りとはどのようなものだったのでしょうか?そしてこのパネルに取り上げられた方々は天寿を全うされたのでしょうか?
Eglise Sainte-Germaine de Baradieu
外部には木造の屋根が
この下で儀式やパーティーをするのでしょうか?
教会内部
石の上を渡る時も、向こうに着いた後も
滑らないように☹️
Bousquetara(ブスケータラ)湖
竹が寄り添って生えている
竹のすだれが活用されている😄
ブドウ畑
まだ小さな実だけど、立派なブドウ酒になりますように🙏
Condomの街が見えてきました
Condomの街は、今日の夕方から三日間のバンドフェスティバル
アトラクションの屋台は現在準備中
リハーサルも楽しそう
今日の昼食
ビールは小さいけれど、お祭り価格の3€😅
ビールの屋台が沢山営業準備していました。
ビールの量に比較してトイレが少ないので、臨時トイレを設置して重要文化遺産の大聖堂に向かって用を足すことに😖
ちょっと失礼
部屋はシングルルーム
リュックの中身を全部出して、整理と風通し
宿の食事は最高
スープは今までで一番美味しい
メインは、豚の角煮のようなものでこれもすごく美味しい
残念なのは、ワインが無い!置いても無い!!教育的な施設なのでこうなっているのかな?
惜しい😭

Posted by walkingosamu