ル・ピュイの道 カオール(Cahors)→コンドン(Condom)

Cahors→Lascabanes→Lauzerte→Moissac→Auvillar→Lectoure→La Romieu→Condom
Cahors(カオール)→ Lascabanes(ラスカバヌ)5/06(土)
24.7km(累計 425.8km Le-Puy-en-Velayから、ロカマドゥールの道136.8kmを含む)
ルピュイの道19日目(ロカマドゥールの道6日間を含む)
ロカマドールの道を6日間歩いて、ルピュイの道に戻りました。人が多いです
世界遺産の橋を渡ってカオールの街を後にします。急坂を登ったあとは、少し登ったり降りたり。途中の村では洗礼式を拝見させていただきました
Lascabanesの宿は年配のご夫婦で営んでおられる快適な場所、食事時間には全員が順番自己紹介!最初のふたことは習ったフランス語、その後はたどたどしい英語で何とか切り抜けました




L’étape Bleue


小川糸さんの『食堂かたつむり』(フランス語訳:愛が見つかったレストラン)です
他の宿でも別の日本人の本を持っている人がいました
荷物の軽量化のために限られた本しか持てない中で、日本人作家の本が結構読まれている事が嬉しいです


Lascabanes(ラスカバヌ)→ Lauzerte(ロゼルト)5/07(日)
25.9km(累計 451.7km Le-Puy-en-Velayから、ロカマドゥールの道136.8kmを含む)
ルピュイの道20日目(ロカマドゥールの道6日間を含む)
宿からは、元の道を引き返さずご主人に教えてもらった別ルートでルピュイの道へ戻るコースを歩きました。
途中のMontcuq の街ではちょっと大きい市が立っています。椎茸がそのままの名前で売られていました
今日のゴールは丘の上にある街、最後の登りがキツイ



オーナーのアンナさんがしっかりもてなしてくれて、快適でした


これは滑りやすい


右端のニコラのおごりです。ごちそうさまでした🙏

美味しかったです

Lauzerte(ロゼルト)→ Moissac(モアサック) 5/08(月)戦勝記念日
28.4km(累計 480.1km Le-Puy-en-Velayから、ロカマドゥールの道136.8kmを含む)
ルピュイの道21日目(ロカマドゥールの道6日間を含む)
今日はフランスにとって大事な第二次世界大戦勝利の日
色んな場所でセレモニーが行われています
Moissac は大きな街で、ここを歩きの区切りにしている人も多そう。


ハネエムスカリ?



ペダルが踏みにくそう😅

道の状態は酷く、薮を掻き分けたりこんなタイヤの山を乗り越えたり・・・

相当レベルの高いフィールドアスレティック?でした


自分の荷物も持てなくてそれでも巡礼者なの?と思ってしまいます🤔
中には身体の関係でどうにもならないという方もおられると思いますが、健康な方が出発点からスーツケースを預けているのを見ると、いかがなものか!?思ってしまいます😖



線路内には立ち入っていません


皆さんの澄んだお祈りの歌を聴いていると、こちらの心の中まで浄められる感じでした



こちらは世界遺産


銘板には、「第一次世界大戦」「第二次世界大戦」「インドシナ(現ベトナム)」「アルジェリア・チュニジア」の文字が刻まれています。
もうこれ以上、文字を刻まなくてよいように


最初はマリー・アントワネットの娘のマリー・テレーズの名前が付けられていました

フランス革命後改称

自分が作ったパスタに似ている😅

左の方は夜はパンダのつなぎパジャマを楽しそうに着ていました😄


巡礼者の歌「Ultreïa 」をみんなで歌いました


Moissac(モアサック)→ Auvillar(オヴィラール)5/09(火)
19.1km(累計 499.2km Le-Puy-en-Velayから、ロカマドゥールの道136.8kmを含む)
ルピュイの道22日目(ロカマドゥールの道6日間を含む)
この日は途中からずっと雨、じっと我慢の子であった(シトシトピッチャン)




しかし、無断キャンセルは良くない!😓アジア人の評価も下がります


黒い雨雲もある


何と原発!






ここの奥さんは、インドの方でインド料理
大変美味しかったです
ただ、デザートの頃からご主人の一人漫談が延々と続く
フランス語なのでまるでわかりません


Auvillar(オヴィラール)→ Lectoure(レクトゥール)5/10(水)
34.4km(累計 533.6km Le-Puy-en-Velayから、ロカマドゥールの道136.8kmを含む)
ルピュイの道23日目(ロカマドゥールの道6日間を含む)
今日はちょっと長い34km、相変わらず泥道を相手に歩き続けます




11年前もここは工事していたようです

座っても良いとの事だったので、ここでくつろぎました


女性は一人で自転車で回っています
だいたいが女性比率が高いのですが、今日は女性一人と男性七人(宿のお兄さんを含めて)、白雪姫の世界だね!と盛り上がりました😆
Lectoure(レクトゥール)→ La Romieu(ラ・ロミュー)5/11(木)
19.3km(累計 552.9km Le-Puy-en-Velayから、ロカマドゥールの道136.8kmを含む)
ルピュイの道24日目(ロカマドゥールの道6日間を含む)
今日も雨が降ったり日が照ったりと変わりやすい天気、宿に着いたかと思ったらそれは別の建物、水道工事の人かと思ったら宿の主人、洗濯機が使えるか?と心配してたら無料でやってもらえたと、色々ある一日でした








教会に時計は動いていません


車が来たのですか、徐行運転でアヒル優先



Gîte Le Refuge du Pèlerin
宿に着いたら誰もいない





La Romieu(ラ・ロミュー)→ Condom(コンドン) 5/12(金)
14.6km(累計 567.5km Le-Puy-en-Velayから、ロカマドゥールの道136.8kmを含む)
ルピュイの道25日目(ロカマドゥールの道6日間を含む)
相変わらずの泥道に苦戦しながら、Condom へ
3日間のバンドフェスティバルで街は開催前から興奮気味ですが、翌日朝早いのと開始時間に雨が降り出したので行きませんでした。
宿は最高なのですが、ワインが無いのが玉に瑕😭

雨が上がって霧に包まれています



泥道に二種類あって、「滑りやすい道」「靴の裏にやたら土がひっつく道」
ここは後者、土をストックで落としながら歩くので全然前に進めません😭



小さな村なのにその多さに驚かされます。この村にドイツ軍がやって来た時のみんなの恐怖と怒りとはどのようなものだったのでしょうか?そしてこのパネルに取り上げられた方々は天寿を全うされたのでしょうか?


この下で儀式やパーティーをするのでしょうか?


滑らないように☹️








アトラクションの屋台は現在準備中


ビールは小さいけれど、お祭り価格の3€😅

ビールの量に比較してトイレが少ないので、臨時トイレを設置して重要文化遺産の大聖堂に向かって用を足すことに😖


リュックの中身を全部出して、整理と風通し

スープは今までで一番美味しい

残念なのは、ワインが無い!置いても無い!!教育的な施設なのでこうなっているのかな?
惜しい

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コメント一覧
おはようございます。
板野さん、昨年五月にカオールのジットで同宿させて頂いた小林です。巡礼のサイトを見ていて偶々板野さんのブログを発見懐かしく見さして頂きました。あの後自分はToulouseに戻り、9月下旬までフランス語を
勉強しましたが、なかなか上達しないまま、9月25日から10月28日までLe Puy-en-Velay —Saint-Jean-Pied-de-Portまで四国で知り合ったアルゼンチンの80歳の女性と歩きました。最後はピレネー山脈を越えたところでフランスに戻り帰国しました。今年に入り前立腺の検査で初期のがんが見つかり6月初めに全摘手術を
をする予定です。スペインを来年歩きたいと思っています。 東京都多摩市愛宕4-41-3-902 小林茂
コメントありがとうございます😊
小林さんとお別れした後に、何人ものフランス人から「この前会った日本人はフランス語を上手に話していたけど、お前はなぜ話せないのか?」と小林さんと思われる方の話をたくさん聞きました😅「フランスに語学留学されている方なので、私とレベルが違います」とその都度説明しました😭
来年は、私もスペインのモサラベの道やポルトガルの道、残りのジュネーブの道そして少しヴェズレーの道を歩きたいと計画を立てています😄
返信ありがとうございました。私はブログの作成が出来ませんので、板野さんのブログを素晴らしいと感じながら拝見しました。歩いた時期が10月の為、かなりgîte が閉まっていたのと、一緒にあるいた人がベジタリアンだった為、宿の予約に苦労して歩きました。撮った写メもInstagramにあげようと思っていますが、できたのは最初の数日だけです。Toulouseで知り合ったpèlerinのご夫婦が連休空けに初来日し、最初の1週間フランス語の勉強方々案内をする予定です。彼らは広島にも行く予定です。またchemin de Le Puy で出会った3人のフランス人が四国を歩きたいとの希望がありその方達への資料送付をしなければと考えています。フランス語がなかなか上達しない毎日です。
小林さん
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