マドリードの道(前半) マドリード(Madrid) →セゴビア(Segovia)経由→プエンテ・ドゥエロ(Puente Duero)

マドリードの道(前半)

マドリード(Madrid)→モンテカルメロ(Montecarmelo)コルメナル・ビエホ(Colmenar Viejo)マンサレス・エル・レアル(Manzanares el Real)セルセディリャ(Cercedilla)セゴビア(Segovia)サンタ・マリア・ラ・レアル・デ・ニエバ(Santa María la Real de Nieva)コカ(Coca)アルカサレン(Alcazarén)プエンテ・ドゥエロ(Puente Duero)+ヴァリャドリード(Valladolid)

マドリード(Madrid)→モンテカルメロ(Montecarmelo) 5/25(木) 

15.3km  

マドリードの道1日目
 ルートが分かりにくいマドリード市内を抜けるまでの道を歩く。標識も最初と最後にあるだけで、地図アプリにダウンロードしたルートに沿って歩きましたが、これがなかったら結構難しい。Montecarmeloの駅からMadrid 市内に戻ったけど、この地下鉄10号線が不思議な運行をする。時間の余裕があるこの日に分かって良かった。

大聖堂の前や
王宮の前を通り
サンティアゴ教会へ
ここがマドリードの道の出発点らしい
教会前には立派な案内板
こんな標識も
この後街の中は、ほとんど標識がありません
アジア系のお店が沢山あるエリアを通る
このお店は韓国の方がやっているようです。竹島(独島)問題を頑張っている
公衆トイレ
もちろん利用させていただきました
🙇
街の外れには唐突に近代的ビル群
再び標識(黄色の矢印)が現れてきた
溶けかけてる?
足元にあって気がつきにくいものも
標識?汚れ?落書き?
この駅から地下鉄10号線で市内に戻ります。
ところが次のTres Olivos駅で突然逆走!こんな所でスイッチバック?と思っていたらこの駅に戻って来ました😅次の駅で逆方向の電車に乗り換え、Tres Olivos駅で市内へ向かう地下鉄に乗り継ぎ。
同じ号線の地下鉄で、途中駅で乗り継ぎというのは初めて
市内に戻って、マドリード カミーノ友の会でクレデンシャルを入手
他にクレデンシャルを求めに来ていた方がおられたけど、マドリードの道を歩く予定ではありませんでした
マドリードの宿に戻ってきました
Ok Hostel Madrid

モンテカルメロ(Montecarmelo)→コルメナル・ビエホ(Colmenar Viejo) 5/26(金) 

23.9km(累計 39.2km)

マドリードの道2日目
 いよいよ荒野を歩く。10km 先の街が見通せられる場所があったり、ルピュイの道とは全く異なる道。
 この日は川を渡る場所(橋は無い!)が7〜8ヶ所あって相当苦労しました。飛び石を置いてあるのだけど、危なくてとても利用出来ない。途中から約6kmを裸足でサンダルという姿で歩かざるを得ませんでした。どうにかしてもらえるとありがたい。

Montecarmelo駅から出発
サンティアゴまで665km だそうですが、今回はSahgun までです
住宅地を出ると一転荒野が広がります😅
後ろを振り返るとこの風景!差がでかい!!
うさぎが飛び出してくるのですが、早すぎて撮れません
Sはサンティアゴ?サアグン?
フランスの白赤マークも!
誰も歩いていません😅
道には自転車とワンコとワンコのお供でランニングした人の足跡のみ
アメリカ軍関係の施設かな?と思ったらアメリカンスクールでした。旗がデカイ!
10km 先の今日のゴールの街が見えます
ゴールは見えたけど、荒野はまだまだ続きます
これは橋ではありません!
川と道が交差する場所にコンクリートをひいて車が通れるようにしたものです。なので常に水が流れています😅
歩く人が渡れるように飛び石を置いてあるのですが、
一歩で行けない幅や、細すぎて高く上に乗るとすごく不安定で危険すぎてとても利用出来ません😭
途中足を水につけるとあっという間に靴下まで水びたし
靴は諦め、裸足にサンダル。間に砂が入って痛い😭
絶対に渡れない幅!!
宿に到着
古新聞紙を沢山もらって、靴を乾かします
El Gran Hostal El Chiscón

エンサラダ・ミクスタ
テルネラ
ワインも付いて16€😄

コルメナル・ビエホ(Colmenar Viejo)→マンサレス・エル・レアル(Manzanares el Real) 5/27(

14.4km(累計 53.6km)

マドリードの道3日目
 お城が有名な観光地まで相変わらず荒野を歩きます。
 ①土曜日ということもあってマウンテンバイクに乗っている約200人ほどと会いました。すごい人気なんですが、その中に女性が5〜6人しかいなかったのはどうしてなんだろう?
 ②泊まった宿のバーテンの方に教えてもらって、カーニャの意味がやっとわかった。ビールで普通のグラスがカーニャ、その倍がドブレ、もっと大きいのはハラ。ビールは全てセルベッサ。
 ③マリア様の行進

さあ今日も歩くぞ
少女は荒野を目指す!
と思ったらすぐ左折
😅
こんな荒地の用途って軍の練習場ぐらいしかないのかな?
岩場が続く箇所も
マウンテンバイクで楽しくクリア
Puente del Batán
Manzanares el Realの街が見えてきました
サンティジャナス湖
古橋
マンサレス・エル・レアル城
中庭はいかにもスペイン
今日の宿、一階がバル・レストラン
Hostel La Pedriza
宿泊客は私一人
夕食のワイン
牛肉
黒板のメニュー
音楽がするので外に出て見ると、マリア様の行進
広場のステージではコンサート?
音響設定が上手くいかず、なかなか始まりません😭

マンサレス・エル・レアル(Manzanares el Real)→セルセディリャ(Cercedilla) 5/28() 

21.1km(累計 74.7km)

マドリードの道4日目
 この日は、ずっと雨
 ①危うく風邪をひきそう😅
 ②この日はスペインの選挙投票日
 ③泊まったホテルが良くない。booking.comで予約したのですが、評価依頼で自分として今までつけたことの無い低い評価をつけました
🤨

1972札幌オリンピック回転金メダリスト
フランシスコ・フェルナンデス・オチョア

スペイン代表で冬季オリンピック史上初の金メダル(かつ唯一)
ここをベースにトレーニングをしていたようです
泊まった宿
Hostal Aribel Longinos
・英語は出来ない(booking.comでは対応可能と表示)
・レストランはやっていないのに、お客の夕食に無関心
・併設カフェテリアの人間が極めて横柄
と散々でしたが、バスタブに水栓が用意されており、浴槽にお湯をはって入れたので、最悪の点数はつけませんでした😅
このお店で食料品を購入
中国系の方が営業、日曜日でもちゃんと開けている😄
(写真は翌日早朝)
これらで、夕食・朝食・昼食のボカディージョ
今日はリオハワイン
電子レンジでチン、表紙と色が違う😅
ドラえもんは、まだスペインで頑張っています😆

セルセディリャ(Cercedilla)→セゴビア(Segovia) 5/29(月) 

29.6km(累計 104.3km)

マドリードの道5日目
 マドリードの道のハイライトであるフエンフリア峠を越えます。標高1,796 メートルは、マドリッドの道の最高地点であるだけでなく、半島の内部にあるすべてのサンティアゴの道の最高地点だそうです(出発地点が1,200m弱なので標高差はそんなに無いのですが)

 山の中では放し飼いの角の鋭い牛にガン見されたり、猪の集団に出会ったりと色々ありました。セゴビアは23年前に来たので観光もせずに子豚を食べて、就寝

出発してすぐに標高1,200mの標識
峠に向かう道はきれいな松林
ローマ時代の石畳だそうです
この橋もローマ橋かな?
山は霧に覆われています
ストックよ!あれが峠の松だ!!
峠は霧の中
デカイ岩山がそびえています
牛が好き勝手に歩いています。
目を合わせないように😅
ここで20頭ほどのイノシシがいました。相手が先にこちらに気が付いで、でっかいのやウリ坊達が急いで山の中に逃げてくれて良かった😅すぐそこにいる気配があったのだけど、立ち止まって写真を撮る危険を侵すことはしませんでした
松林が途切れて視野が広がりました
牛が歩いている隙間を通らせていただきます
鳥居?
セゴビアの街まで長い荒野が続きます
歩いている途中でふと右を見たら水道橋
日本から持って行ったスプーンフォークが折れたのでデカトロンで購入。少し重くなりました😅
宿の人に教えてもらったレストラン
El Sitio
レストランのオープンまで、1階のバルでビール
夕食はコチニーヨ・アサド(仔豚の丸焼き)
夜の水道橋

セゴビア(Segovia)→サンタ・マリア・ラ・レアル・デ・ニエバ(Santa María la Real de Nieva) 5/30(火) 

34.9km(累計 139.2km)

マドリードの道6日目
 今日はマドリードの道で1番の長距離、ひたすら歩きます。後半には何も遮るものが無い平原で雷雨に出会い、こんな所で落雷に撃たれても困るな!と思い全速力で宿に向かいました😭

8:30 アルカサルにちょっと立ち寄り(中には入りません)
今日もこの先の荒野に歩いていきます
日本語!!
サンティアゴ城門
振り返ってアルカサル
振り返ってセゴビアの街
この二人は散歩ですが、歩く距離がすごく長い
途中の村のバルは開いていない😭
この近くの日陰で持ってきた昼食のボカディージョを食べました
廃線跡が巡礼路
プラットホーム
この辺りのネコは人が近づいても逃げない
と思ったら、周りには大量の仲間
黒い雲が迫ってきたと思ったら・アチコチから雷鳴が!
この後、自分より高いものが何もない荒野がひたすら続きます。他に歩いている人が誰もいなく、雷に打たれても見つけてくれなさそう!
ダッシュ
!!!
今日の宿
Casa Rural Rincón Naif
最後の6kmを1時間で早足で歩きました
ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・ソテラニャ修道院
ここもなかなか良かったです
町役場の一階に二軒のバル
メヌー・デル・ディア 全部で€12

サンタ・マリア・ラ・レアル・デ・ニエバ(Santa María la Real de Nieva)→コカ(Coca) 5/31(水) 

23.2km(累計 162.4km)

マドリードの道7日目
 今日も夕方は雨降り、毎日歩いている後半には雨に会います。

1800年代の闘牛場
今日も荒野に向かって歩きます
松ヤニを採取する松林が4km以上続きます
松も大変だけど、一本一本の松に細工をしてポットをつける作業も気の遠くなるほどのものです
マツヤニは塗料や野球のロージンバッグに使われるそうです
松林を抜けると、圧倒的な畑地
灌漑はちゃんと出来ています😄
こんな標識は初めて
今日の宿は町役場と一体
一番左の二階、白いカーテンの部屋です
ここが入り口
電話をかけて鍵を開けてもらいました
Apartamentos La Rocanda
夕食はこのレストランで(Restaurante Vacceos)
タコのグリル
Coca城
夜10時、シャトーの内部には入れませんが橋を渡って周りを歩けます。
この時間!に係員の方が教えてくれました
夜のお城は独特の雰囲気があります
昔の騎士が出てきそう😄

コカ(Coca)→アルカサレン(Alcazarén) 6/01(木) 

25.9km(累計 188.3km)

マドリードの道8日目
 マドリードの道では、今まで他の巡礼者に誰にも会わなかったのですが、この日のアルベルゲで最初の方と会いました。と思ったら、自転車のグループが乱入。静かな宿が突然うるさい場所に変わりました。

この辺りにも靴ひっつき粘土
送電関係の施設のようですが、完璧な防御
強風でとんでもないものが飛んでくるのでしょうか?
ここから、セゴビアエリアからバリャドリードエリアに移ります
たくさんのウサギの巣穴
私が歩いている後ろから追い抜いて穴の中に入っていったウサギがいました😅そんなんだったら、じっとしてたら良いと思うのですがどうしても巣穴に戻らないと我慢出来ないのでしょうか😭
日本の松とはちょっと違う
コンポステーラまでのバリャドリード県の標識
第一村人発見!ではなくて、私以外の初めての巡礼者ホアンに会いました。ただこの人は次の日は別ルートを歩きました
ゴール近くになってのベンチは巡礼者にとってはあまり意味がありません😅
ここの町役場で鍵をもらって
アルベルゲに行ったのですが、鍵が不良のため町役場に帰って鍵を替えてもらいました
Albergue de peregrinos de Alcazarén
入り口には自転車空気入れ
町のレストランで夕食

アルカサレン(Alcazarén)→プエンテ・ドゥエロ(Puente Duero) +バリャドリード(Valladolid) 6/02(金) 

26.1km(累計 214.4km)

マドリードの道9日目
 Puente Duero まで歩いてから、 Camino Vadinienseの峠越えの宿の営業日の関連で一旦マドリードの道を離れ、また戻って来ます😄😠💪
 Puente Duero のアルベルゲでは、午前中にも関わらずオスビタレイロさんから歓待を受けました😄12日後に帰って来ますよ😄

北に向かって歩くマドリードの道ではシルエットは横向きになります😄
香川県の屋島?
横たわっていると、死んでるのかな?
その後起き上がってきました。一安心😄
巡礼者のオブジェだそうです😄
駅舎(現役)
イエローカー?
しばらくこんな道が続きます😢
puente Dueroのアルベルゲ
寄って見たら、オスビタレイロさんアルトッロがいました
今日はもう歩かないので、ワインをいただきます😄
Puente Dueroからバスでバリャドリードに向かいます
Valladolidのバルレストランでレアルの日本語版新聞切り抜き、2002年のものかな?
ワインはお店のオリジナル、グラスはビールメーカーの物?😅
全部で€17.5

Posted by walkingosamu