ダブリン(Dublin)

Dublin

【6/17(日)】

 人が少ない早朝のサンティアゴ・デ・コンポステーラを出発してエア・リンガスで初めてアイルランドに上陸 
 ダブリン空港のパスポートコントロールでは、7~8分の長時間のやり取りを経た上で何とか入国(向こうの質問に答えられなかったら入国拒否というような雰囲気で、スケジュール表も使いながら拙い英語での必死のやり取り)😅隣のブースではイスラム系の家族のチェックが相当時間かかっており、子供二人は床で寝てしまっている ここから入国すればテロ事件の多いロンドンなどイギリスまでスルーで移動できるので厳しいチェックになっているのでしょう 

サンティアゴ大聖堂とお別れ
沢山のバルがあって夜は人で込み合っているフランコ通りもこの時間は人通りが少ない
サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港
エア・リンガスに乗ります アイルランドのシンボルであるクローバー(シャムロック)が尾翼に描かれている
約2時間でダブリンへ
空港でDoDublinカードを入手してAirlink Expressバスで市内へ
このカードは72時間バス乗り放題(市内観光バスを含む)で€31.5とお買い得
DoDublinカード
空港内のコンビニで購入
ダブリンの宿、ここに3泊
Abbey Court Hostel
ここのスタッフは若い人が多くみんな元気が良い 朝食付きで1泊€22と割安 
二段ベッドの下にある個人用ゲージには鍵がかかります 鍵は日本の100円ショップで買っていたもの
宿のリビングの天井はポルトガル・アゲダの傘祭り?
早速ギネス!
アイルランドにいるあいだはギネス浸りです
アイリッシュビーフの煮込み
テンプルバーのパブ
店内では生演奏
アイルランドの自動車は左側通行
スペインでは逆なので道路横断の時にヒヤッとすることがありました
逆に大陸から来る人にとってアイルランドは反対なので歩行者に対して車が来る方向の注意喚起!

【6/18(月)】
 今日は市内観光バス(Hop on Hop off)を利用して市内をグルグル この料金もDo Dublin Cardに含まれているので追加料金は不要
「ギネス・ストアハウス」

ギネス・ストアハウス
入場料 €22.5
建物の中に滝が流れている
ギネスのシンボル、アイリッシュハープ
広告のキャラクター?
描かれている文は
“A WOMAN NEEDS A MAN LIKE A FISH NEEDS A BICYCLE.”
「女性にとって男性は必要でない」と言っているみたい😅
ビールの注ぎ方を全員に教えてくれます
一人一人に証明書を発行してくれます
自分で注いだビールを持って最上階へ、360度の展望が楽しめます 手前に見えるのはギネス醸造所

「トリニティカレッジ」

立派な正面玄関
中庭も広大です

売店近くのトイレ
図書館は歴史を感じさせます
下の段からアルファベット順、文豪や科学者の銅像も飾られている
最古のアイリッシュ・ハープも展示
「ケルズの書」
8世紀に作られたケルト文様装飾による福音書
世界で最も美しい本とも言われている
ダブリン中央郵便局
イギリスからの独立を目指したイースター蜂起(1916年)の際に蜂起軍の司令部となった この蜂起は約1週間でイングランド軍に制圧された
その後1921年に北アイルランドを除く地域にアイルランド自由国が成立した
夕食はDarkey Kelly’s Bar & Restaurant
whiskyリストには膨大な種類
「ダブリンの偉大な悪意?」
地図にダブリンのパブがポインティングされています 19世紀に禁酒運動をすすめるグループが作成したものらしいですが、パブの案内マップになっている(*_*;
「パブが多すぎて、家にたどり着けない」という話もあるようです 
ここでもライブミュージック
Somebody’s Childのメモリアルボード
レストランの近くにありました
アイルランドの不十分な医療制度で亡くなった子供たちの名前が刻まれているようです

【6/19(火)】
 ニューグレンジ・バスツアー(€35)に参加して、ニューグレンジとタラの丘に行きました 
 夜はリバー・ダンスへ

ダブリンのママも頑張っています
Howth港に寄ります
ボイン川を渡ってニューグレンジに
17世紀にこの川の流域での戦いでアイルランド軍がイングランド軍に負け、イングランドのアイルランドにおける権力が確立されたようです
このバスに乗り換えてニューグレンジに向かいます
ニューグレンジ
奇麗に整備されている
遺跡の回りにはケルトの渦巻き模様がいっぱい
冬至の日の日の出の太陽光が上の窓から約17メートルの長い通路に射し込み、奥の部屋の床を照らします 案内人が照明でその時の様子を再現してくれました 
タラの丘
ここはケルト民族・アイルランド人にとっての心の故郷
映画「風と共に去りぬ」の主題歌「タラのテーマ」はここから由来されている
タラの丘のセントパトリック像
ケルトの上王にセントパトリックがシャムロック(クローバー)を使ってキリスト教の三位一体を説明したそうです
立石
インドのシバ神を思い出します
ケルト十字架
ハロウィンの起源
毎年10月31日の日没後に祖先たちが現世に戻り、それを家に招き供養するサウィンというお祭りがあり、それがアメリカにわたりハロウィンとなったようです 
タラの丘はサウィンにとって重要な場所
これは妖精の木
木の根元には死者の国とつながっているようなウロ
「夢と現(うつつ)のあわい」
桑島秀樹広島大学教授がアイルランドについて話されるときのキーワードを思い出します
幼い子を亡くした親が置いたのでしょうか?おしゃぶりが木に結ばれている
Gaiety Theatre(ガイエティ・シアター)
バスツアーが終わった後、ここでリバーダンスを見ます
劇場前の道路にあった手形
ヴァネッサ・レッドグレイヴとルチアーノ・パヴァロッティ
チケットは前日に劇場チケット売り場でゲット(€62.6)
劇場内部、歴史を感じます
1871年建造だそうです
さすがに本場のリバー・ダンス
リバー・ダンスはイングランドに支配され踊りが禁止されていた時代に、家の外から見ても分からないように足だけで踊るダンスが起源のようです
幕間にバーでジン・トニック(€9)
最後は皆でスタンディングオベーション
帰りに、ボランティアの方々がホームレスの人に食料を配っている場面に出会いました

【6/23(土)】

St.James’s Church(聖ジェームズ教会)
 サンティアゴは英語ではSt.James 
 アイルランドでは何といっても聖パトリックの存在が圧倒的なので、なんとなく静かに佇んでいます
ここにThe Camino Society Irelandがあります
インフォーメーションセンターでアンとパット
カミーノのパスポート(クレデンシャル)とアイルランド内の聖地を巡るパスポート

Posted by walkingosamu