24日目 栄荘→87番 長尾寺→88番 大窪寺→八十窪

栄荘→87番 長尾寺88番 大窪寺八十窪
2012.11.24(土)曇り時々小雨

41,815歩 27.6km(総行程 1,040,783歩 686.9km) 

 5時30分起床
 6時30分朝食
 7時30分出発

お弁当をいただいて出発
 栄荘では、朝食の後にお接待のコーヒーをいただいた 朝のコーヒーって久しぶりだなあ 
 弁当を受け取り、奥さんに見送られて出発します 

87番札所 長尾寺

長尾寺 仁王門
長尾寺 本堂
 このお寺の山号は、補陀落山です 
 志度寺の補陀洛山と似ているのですが、落と洛の字が違っています 
 サンスクリット語を漢字に置き換えているので、色々な字が出てくるのかな 
高地蔵
4mの高さがあるお地蔵さん でっかい 
 地元の方が集まって、周りの掃除をされていた 

おへんろ交流サロン

 ボランティアの方が沢山おられて、お遍路さんへの接待や道案内などをされていた 
 お遍路資料室もあります 

遍路大使任命書をいただく
 
おへんろ交流サロンで、右の任命書をいただいた 歩き遍路の人に発行しているようです 
 帰ってからHPで見ると、2004.年4月8日から2013年3月31日までの間で、22,614名の方に交付しているそうです その中の一人になりました 
 この任命書に記載されているNPO法人の方たちも、道しるべの石柱やシールを沢山整備してくれているようです 沢山の人々に支えられて遍路歩きが成り立っていることに改めて感謝 
交流サロンでいただいた大窪寺までの地図
 
サロンの方は、道も濡れているので②旧遍路道か①バス道を行った方が良いのではと仰っていたのだけど、眺めの良い「④女体山コース」を行くことにします 
来栖渓谷
 
途中の渓谷が色々な表情を見せてくれます 
枯葉が敷き詰められた道
 
フワフワして気持ちが良いのだけど、滑りやすくもあります 
イノシシとシカはいないことになっていますが・・・ 
 
猟師について書かれた説明板に、「イノシシとシカは、昔はこのあたりに住んでいましたが、現在は住んでいません」と書かれているのですが・・・
イノシシよけの柵があります
 説明板のすぐ近くにありました 
 一旦いなくなったけど、また増えてきたということかな?
すごく整備された道
 
山道を歩いていると、突然鋼鉄製の橋が現れました 
 土砂崩れで、元々あった道が通れなくなって作ってくれたのかな 
こちらも立派な道です
  崖をよじ登ります
 女体山頂上に近づいてくると、どんどん道が急になってきます これって道ではないですね 
 はいつくばって三点確保しながらゆっくりと登って行きます 
最後は、デッカイかすがい?
 岩に打ち込まれたかすがいのようなものを伝って登ります  
 この写真を撮っていると、上にいる人が心配して覗いてくれました 
 この上が頂上なのですが、林道を通れば車で行けるので頂上には何人かの人がいました 
女体山からの眺め
 高松方面が見えますが、ちょっと霞んでいます 
 沢山の溜め池も見えました 
屋島(左)と五剣山(右)
栄荘でいただいたお弁当
 
頂上で食べましたが、寒くて立ったまま食べました 
お弁当に添えられていた一文
 
栄荘の奥さんが好きな文章なのでしょう 
女体山山頂標識
 標高は776mとなっています 交流センターでいただいた地図では763m、国土地理院の地図では774m 
 色々あります 
 下りは林道をとおります
 
地図で下りのルートを見ると、上りで歩いてきたルートをそのまま行くとすごい急坂になっている 
 膝への負担を考えて、遠回りになるけど林道をとおることにする 

88番札所 大窪寺

大窪寺 二天門
大窪寺 手水場
 札所の手水場には、奉納されたひしゃくが置かれています 
 同じ人の名前を色んな札所で見かけました 
満願 到着しました\(^o^)/
 栄荘で同宿だった女の人に写真を撮ってもらいました 
 この人は女体山ルート(下りも)を通って大窪寺まで来たそうです チャレンジャー!!
 リュックサックが私と同じものでした (オスプレイ)
大窪寺 本堂
 
紅葉の時期で多くの参拝客がいます
大窪寺 大師堂
大窪寺 金剛杖奉納所
 
八十八か所を回ってきた金剛杖をここに奉納される方も沢山おられます 
 大師堂横にも大きな金剛杖奉納所がありました 
 散華が集まりました
 66番雲辺寺から88番大窪寺まで23のお寺でいただいた散華が全て集まりました 
 大窪寺で購入した台紙に全ての散華を張り付けます 88番の文字から逆に読んでいくと「光明真言 曼荼羅」の文言(梵字)になっています 

八十窪

八十窪の栗おこわ
 こちらの宿では、満願を祝って夕食にこの栗おこわを出してくれます 
 これを食べたかったのです 
夕食
 これで今回のお遍路歩き最後の夕食になります 
 色んな方のお蔭で歩きとおすことが出来ました 
 泊めていただいた宿もそれぞれ苦労があるようでした いつまでもお遍路の人のために、宿を続けてほしいです 

 この宿では、無断キャンセルの人が1名おられたようです 
 最後の宿になって初めて遭遇しました 大変残念です 

納札の説明
 八十窪の奥さんが納札の説明をしてくださいました 
 回数によって色が変わってきます 
 歩きで錦に到達する人は伝説になりますね 

 白・・・ 1~ 4回目
 緑・・・ 5~ 7回目
 赤・・・ 8~24回目
 銀・・・25~49回目
 金・・・50~99回目
 錦・・・100回目~

八十窪はここです
 
大窪寺のすぐ前にあります 

宿泊情報
宿舎名料金洗濯等状況トイレ備考
八十窪7,600円(一泊二食、ビール大1本、焼酎2杯)洗濯せず(手持ちの着替えで帰るまでもちます)○部屋にトイレあり
○洋式
○ウオシュレットなし
○夕食に満願祝いのおこわを出してくれます
支払い経費(含む宿泊費等)
項目費用(円)備考
納経帳60087長尾寺、88大窪寺
お賽銭20
宿泊費等7,600八十窪
合計8,220

Posted by walkingosamu