23日目 天然温泉きらら→84番 屋島寺→85番 八栗寺→86番 志度寺→栄荘

天然温泉きらら→84番 屋島寺85番 八栗寺86番 志度寺栄荘
2012.11.23(金)曇り一時雨

49,119歩 32.4km 

 5時30分起床
 7時10分朝食
 8時00分出発

天然温泉きららのレストランは朝食時から繁盛

 
7時にレストランに行くと、日帰り入浴客の皆さんが朝から来られて食事を召し上がっている 
 家で朝食をとらずに、早くから温泉に来てここで朝食を食べる人が沢山いるのにちょっとビックリ 今日は祝日でもあるので一日中ここでゆっくり過ごされるのかな?

琴平電鉄が高松の街中を走っている

 郵便局でお金をおろさないといけないのだけど、今日は祝日 小さい郵便局はお休みだし、ショッピングセンタにあるATMは10時からしか使えない 
 仕方がないので、ちょっと遠回りになるのだけど、高松の街に入って中央郵便局まで 

 街の中では、コトデン(琴平電鉄)が頑張って走り続けています 

雲に覆われた屋島
 
屋島に向かう途中で、雨が降ってきました 
 傘をさして歩いたり、ちょっと雨宿りをしながら屋島に向かいます 
 屋島には昔何回か来たことがあったけど、歩いて登ったことはなかったな 
 住宅地に「イノシシ注意」の立札
 
屋島に登る参道にこの看板が立っていました 
 このあたりはまだまだ住宅が結構あります 一般の人が生活しているエリアにイノシシがやってくるのですね 
 というより、イノシシが生活しているエリアに家を建てたということかな?

84番札所 屋島寺

屋島寺 仁王門
 屋島寺への登山道は、子供からお年寄りまで沢山の方が登っていました 
 頂上に着くと、お寺の境内です
屋島寺 四天門
屋島寺 本堂

巨大な屋島の禿狸
 
屋島寺の守護神です スタジオジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」に化け学の指南役で登場しています 

お父さんと息子
さすが狸の百畳敷き
お母さん狸は優しそうです
 タヌキうどんに油揚げ 
 山上の食堂(屋島ドライブウェイ 山上食堂)で、昼食をとることに 
 屋島にちなんでタヌキうどんを頼みました  
 普通のタヌキうどんは天かすがのっているだけですが、ここのお店のものは何故か油揚げも入っていました
滑りやすい屋島の急坂を降りて、八栗寺へ
   屋島の下り道は急なうえに、雨で濡れてツルツル状態 足元にしっかり注意を払って一歩一歩降りていきます 
 向こうに見えるのが、八栗寺のある五剣山
  壇ノ浦の接待所(案内所)です
地元の方がやってくれています 
 お茶や飴をいただいて、ちょっと休憩しました 
下関だけではなくて、讃岐にも壇ノ浦がありました ここも源平合戦の戦場(屋島の戦い)になっています
五剣山
すごい姿をしています
うどん「山田屋」
 沢山の人が車でこのうどん屋に押しかけていました 
 立派な建物です
 八栗寺への登山道脇にあった祈念の石?
  見方によっては???

85番札所 八栗寺

 八栗寺境内から屋島
 
雲が取れて、屋島がくっきりと見えます
八栗寺の入り口には鳥居が
 額には「歓喜天」と刻まれています 
 奥には仁王門
 明治政府の出した、神仏分離令もあまり徹底しなかったようですね 
 一神教の人にとっては、信じられない風景でしょう 
八栗寺仁王門
八栗寺本堂
八栗寺 歓喜天
 ここの本尊は「ガネーシャ」(インドの神様で頭が象、身体が人間)の男女二体の和合神だそうです 
 弘法大師作でご開帳は50年に1度という大変な秘仏 
 建物は神社風で、鳥居もここのものだけど、「ガネーシャ」は神道の神様ではないですね 
 夫婦円満のご利益もあるとのことなので、参道にあった祈念の石もその関係かな?
五剣山が迫ってくる
 お寺の後ろには五剣山の急峻な峰が並びます 
 修験僧が修行をしていた場所ですが、今は崖崩れで危険なため立ち入り禁止だそうです 
平賀源内はこの辺りの生まれのようです(さぬき市志度)
源内のお墓もあります?
台東区に源内のお墓があるようですが、ここにもあります 
 お墓に刻まれている戒名は、台東区のものと一緒です 分骨でもしたのかな?
街並みには、源内の言葉と子供たちの絵と言葉が掲示されています
 これは、「失敗を恐れずにどんどん挑戦しよう」との言葉

86番札所 志度寺

志度寺 仁王門
志度寺 本堂
 
ここの山号は補陀洛山、補陀洛信仰があるのでしょう 
 また、謡曲「海女」になっている藤原不比等の「海女の玉取り」伝説もあります 
 境内にも色々な建物があって興味深いお寺です 
志度寺 五重塔
昭和50年に個人の寄進によって再建されたものです 
 調べてみると、この地出身で竹野二郎さんという紙製品加工会社を創設された方で、子供のころ志度寺の和尚さんから色々薫陶を受けていたことへの恩返しで寄進されたようです 
 私財3億円だそうです 今だったら6億円ぐらいかな?
 すごいですね 

栄荘

栄荘
奥さんは少しだけ年配の方ですが、一所懸命もてなしてくれました 
豪華な夕食
 八栗寺参道登り口にあったお店の奥さんが、「栄荘さんの食事はおいしいよ 」と仰っていたとおり、美味しい夕食でした 

栄荘はここです
 
いよいよ明日は88番札所 大窪寺
 ゴールするのがもったいない 

宿泊情報
宿舎名料金洗濯等状況トイレ備考
栄荘7,840円(一泊二食、ビール大1本、焼酎2杯)洗濯せず(手持ちの着替えで帰るまでもちます)○洋式
○ウオシュレットあり
○夕食は豪華で美味しい
○奥さんが一所懸命がんばっておられます
○翌朝弁当を持たせてくれました
支払い経費(含む宿泊費等)
項目費用(円)備考
納経帳90084屋島寺、85八栗寺、86志度寺
お賽銭30
昼食代400タヌキうどん(屋島ドライブウェイ 山上食堂)
宿泊費等7,840栄荘
合計9,170

Posted by walkingosamu