モンテ・ド・ゴソ→サンティアゴ・デ・コンポステーラ

モンテ・ド・ゴソ→サンティアゴ・デ・コンポステーラ

2011年9月18日(日)

市内に到着

朝日を背にして、市内に入ってきました
街の中を騎馬が歩いています
TVカメラで撮っていました
旧市街への入り口
ポルタ・デ・カミーノ(道の門)

サンティアゴ大聖堂・・・100km歩きました

圧倒的な存在感です
大聖堂前のオブラドイロ広場では、到着を喜び合っている多くの人がいました
巡礼者事務所がある建物への入り口
事務所は木造二階建ての二階にあります
二階の事務所に上がる階段で並んで待っています

(H)添乗員さんが一応書類の説明をしてくれましたが、一人ずつカウンターの前に呼ばれて、書き込むのでドキドキでした
 たまたま、私の前の人は添乗員さんで、それをカンニングしながら書き込み、セーフでやれやれ。いつも人任せのツアーなので、こんな時は冷や汗ものです

事務所入り口の上の電光掲示板に番号が出ています
並んで待っている人は、この番号のカウンターに行って、証明書を作ってもらいます
巡礼証明書です
サイズはA4
屋上から見た鐘楼
聖なる門
門の上には聖ヤコブと二人の弟子
エルサレムで殉教した聖ヤコブの遺骸を、テオドーロとアタナシウスの二人の弟子が、困難を乗り越えてこの地に埋葬した

栄光の門

修復中で、柱に近づくことはできません

仕切り柱上部
仕切り柱下部
大理石が手の形にくぼんでいます
多くの巡礼者が感謝の祈りを捧げ手をついたためくぼんでいる
 それにしても、ここまでくぼむというのは、どの位の手の数だろう

聖ヤコブ

祭壇の聖ヤコブ像
 この像に後ろから直接抱きつくことができます
 我々も行列に並んで、抱きついてきました
 この下の地下部分に聖櫃があり、拝観させていただきました
 (写真は撮れません)

(H)ヤコブ像のガウンのところに、大きな宝石が付いていて、盗まれることもあると聞きました
 そんな話は、すっかり忘れていた私は、ひたすらヤコブ像に抱きついて、子や孫の幸せを念じましたよ
 よーく宝石を見てくるんだったなー

ボタフメイロ

 12時から始まるミサは、「巡礼者のためのミサ」でした
 ミサの中で、我々「9人の日本人巡礼者」も呼んでもらいました
 (ハポネスという所しか聞き取れませんでしたが^_^;)

 ミサの途中で、参列者が相互に祝福しあう場面があり、周りの方が握手を求めてきてくれた時には、ちょっと感激しました。(抱き合って祝福している人も沢山いましたが、それはちょっと恥ずかしいので、握手だけにさせてもらいました)

 ミサの最後に、ボタフメイロが行われます
 昔、巡礼者が長旅で体に臭いが付いてしまっているので、その臭いを和らげるために香炉を焚いたものだそうです

ボタフメイロ
 高い天井から吊り下げられています
 この中に香草を入れ点火して、大きく振ります

(H)いつもテレビなどで見ていたので、とても興味がありました
 上手に大きく振られて、すごいなーと感動しました。
 ミサが終わり、大司教様が部屋に戻られますが、なんと、私が立っていた所がその入り口だったらしく、目の前を大司教様が通られました
 信者ではありませんが、つい手が出てしまい、握手しました
 メチャメチャ感動しました
 おかげで、ツアーの集合時間に少し遅れてしまいました。ゴメンナサイ

アラメイダ公園から見た大聖堂
公園の近くには、叶姉妹でなく「マリア姉妹」
いつもこの近くにいて、男子生徒にちょっかいを出していたそうです
   (それにしても「像」にして残しますかね?)

昼食のレストラン

フランコ通りのレストランCASA ELISAでムール貝等をいただきました
レストランのトイレ
朝顔がトイレの角に付いています
ちょっと使いにくい

サン・パイオ・デ・アンテアルターレス修道院

修道院でのグレゴリア聖歌
 夕方のミサに出席させていただきました
 修道女の皆さんの美しいコーラスです。若い方が歌われていると、「サウンド・オブ・ミュージック」の一シーンを思い出しました

 ここの修道院のクッキーは、隠れた名産品のようです

今日のホテル(PARADOR HOSTAL DOS REIS CATOLICOS)
:HPはこちら

大聖堂前のオブラドイロ広場に面して、パラドールがあります
入り口も堂々としています
元々は、1499年に巡礼者のために建てられた、王立救護所
部屋も雰囲気があります

(H)チェックインしてしばらくすると、メイドさんみたいな人が部屋を訪ねてきて、「用は無いか」と聞いてくれます
 そして、美味しいチョコを一つ置いて行ってくれます
 優雅なひとときです

バスルームもゆったりと広い
部屋の窓の下の通りには、お土産物屋さんが並んでいる
パティオも歴史があります

(H)何百年も前の人たちも、ここを歩いて笑ったり、歌ったりしていたのかと思うと、長い歴史が少し身近に感じられました

市庁舎前では民族音楽が楽しそうに・・・

(H)パラドールのディナーと、少し緊張しましたが、ウェイターさんが楽しくて、日本語をマネしてくれたりと、和やかな感じになり、ゆったりと過ごせました

夜のオブラドイロ広場

ライトアップされた大聖堂
夜も存在感があります

市庁舎前では民族音楽が楽しそうに・・・

(H)ここでは、メキシコ風な音楽が流れていて、別のところではケルト民族の音楽が賑やかでした

こちらがケルト音楽風のものです
レストランの前で演奏していました

オ・ピノ→モンテ・ド・ゴソ
サンティアゴ・デ・コンポステーラ⇔フィステーラ

Posted by walkingosamu