ガリシア州 (Galicia)
ラ・カリダー(La Caridad)→サンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)

La CaridadRibadeoLourenzáGontánVilalbaBaamondeMiraz
SobradoArzúaO PedrouzoSantiago de Compostela

La Caridad(ラ・カリダー)→ Ribadeo(リバデオ)6/28(日)

25.1km、35,829歩
(累計 734.2km、1,048,806歩)

道路上にある道標 
ホタテ貝の向きと歩く向きが必ずしも統一されていないところが時々あります
雲海が流れてきています
この辺りには独特の道標があります 
小雨模様で太陽がなく方向感覚が分かりにくいうえに道標が少ないので、時々コンパスを出して方向を確認
こういった標識もあります 
ハイキングコースの標識みたい
  
海岸が傷んでいる
 相当激しい波に浸食されたよう
Santa Gadeaの海岸を見下ろす丘の上にある小さな教会
 この近くの道沿いにクレー射撃場がありました もう少し人里離れた場所にあればよいのではと思うのだけど
ここでも道路が崩れている 
車は通行不能
この直線道をそのまま進むと 
川に落ちます!
 ガードレールもブロックも無い!
Ribadeo川を渡る橋の歩道が狭く、フェンスも低い
 北の道の橋に設置されている歩道は狭いところが多いです
 すぐ脇を自動車が高速で走るし、橋も高いので結構怖い
長さ600m、高さ35m

Ribadeo(リバデオ)ガリシア州

ガリシア州に入りました
今日のアルベルゲ
Albergue de peregrinos de Ribadeo
 橋の近くにあります
 ベッドが12個しかないので、正午過ぎに到着してベッドを確保しました
 後からどんどん巡礼者がやってきたのだけど、満員で他の宿を探しに先に歩いていきます
 床に寝る若い男の子も結構います
 遅い時間に女の子が到着したのだけど、「ここに泊まる」と言うので、ベッドを譲った男の子もいた ヨッ!騎士道!
重めの昼食(これは貝のサラダ)
 食事を注文してからBarのWiFiを使って大阪の孫に電話 様子を聞かせてくれる 元気が湧いてきます
メルルーサ
 食事をしていると、歩く途中で時々出会っていたけどちょっと苦手なので距離を取っていたティナ(ミュンヘン)が同じテーブルになってしまった
 やはり、なかなか話が盛り上がりません(-_-;)
Barで出してくれたフォーク 、ユリゲラー(古い)が曲げたのか?まともなものに交換してもらいました
アルベルゲの受付は警官
 一番目に受付をしたこのお兄さんが、随分警官にくってかかっている
「天才バカボン」の駐在(本官さん)だったら、拳銃を乱射しているのでは!!!
 こちらの二人連れも一緒になって文句を言っている
アルベルゲの領収証( €6と印刷)
 文句を言っている人たちは、「アルベルゲはドナティボ(寄付)が基本で、料金を決めるのはおかしい」と主張していたようだけど、他のアルベルゲではこのことで揉めているのは見たことがない
 たぶん警察官が嫌いということなのだろう

Ribadeo(リバデオ)→ Laurenzá(ロウレンサ)6/29(月)

30.2km、43,102歩
(累計 764.3km、1,091,908歩)

霧の中を出発
 朝のうちは霧が出ることが多い
 昨日のうちに市街地のルートを下見をしていたので、順調に歩く
モハン(道標)
 ガリシア州に入るとこのタイプの道標になります
コミーリャスのアルベルゲで一緒だったパーシュ(ドイツ)達に抜かれる
 若い人は足が速い
この家の土台は大丈夫?
相当えぐれています
保存用の牧草から独特の香りが・・・
この辺りはなだらかな丘が続きます
門扉の上のワンコ(人形)
石橋を渡ってローレンサの街に入ります
今日のアルベルゲ
 Albergue de peregrinos de Lourenzá
 ここもベッド数が多くないので(20台)、13時過ぎには到着しました
 シャワーは仕切りなしの二人用 こんなのにもだんだん慣れてきました
 19時ごろにオスピタレイラさんが来て、巡礼者が順番に料金を払いました 外出している人は払えていないのだけど、あんまりシビアに徴収していないようです
 昼食はゆっくりと 
洗濯をすませてから街のレストランへ
 14時40分から16時までかけてゆっくりといただきました
 一皿目はサラダをたのみましたが、アルベルゲで一緒になったイニャキは一皿目にパエリアを食べている 食べる量が違うね
メインはイカフライ
デザートはアイスクリーム(市販品です)

サンサルバドル教会
 20時からのミサに参加させてもらいました
 出席者は12人しかいなく、神父さんが祭壇から降りてきて一人ひとりに祝福を与えてくれました
 この教会は、他と違って寄付を集める人が回ってきません この体験はカミーノで初めて?
 終了後近くのバルでワインを飲んでいると、出席者が神父さんと一緒に何人もやってきて陽気にワインを飲み始めました

Laurenzá(ロウレンサ)→Mondoñedo(モンドニェード)→Gontán(ゴンタン)6/30(火)

27.6km、39,383歩
(累計 791.9km、1,031291歩)

7時前に出発
 今日も少し霧が出ています
雲海の上へ
 道をまたがっているオレオ(倉庫)
 フランスの道にあった道をまたがるオレオは、強風で吹き飛ばされたままだけど、ここは残っていました
見慣れない道標が?
山の上の教会は霧の中
だんだんと晴れてきますが
こちらはちょっと頑丈な倉庫の下をくぐります
霧も晴れたり出たり
 Mondoñedo(モンドニェード)入口の石橋
モンドニェード大聖堂
大聖堂も霧の中
やっと霧がなくなりました(9時半)
稜線には風力発電と高速道路
 洒落た水飲み場:もっと早く欲しかった
 道を迷って時間をロス 飲み水も無くなってきたのでここでしっかり飲み水を補給しましたが、もうゴール直前
今日のアルベルゲ
 Albergue de peregrinos de Gontán
 13時からの受付開始で、到着したのが13時10分!危ない!!
 ここの定員は26名 並んでいる人もいましたが、何とか26番以内に入れました
あっという間に「満員」
メヌー・デル・ディアのメニュー
 一番上の一皿目、真ん中の二皿目そして下のデザートの中からそれぞれ一つずつ選びます: 9€
 ワインが付いていますが、別にカーニャリモンを頼みました(なぜか料金は請求されませんでした)
お米入りエンサラダミクスタ
豚の頬肉
ヨーグルト(自家製では無いです)
お店の開店時間が16時となっていたけど、実際に開いたのは16時5分
 まだまともなほうですね
昼休みは、1時間半と比較的短い

アルベルゲで迷惑なおじさん
 ベッドで寝ていると、おじさんの声で目が覚める そばに立って私の上のベッドで寝ているANAに向かってボソボソと話しかけている ANAは返事をしていない
 日本語で「うるさいなあ」と言うと、覗き込んできたので「Outside!」と言ったら自分のベッドに戻って行った (-_-)

Gontán(ゴンタン)→ Vilalba(ビラルバ)7/1(水)

23.9km、34,100歩
(累計 815.8km、1,165,391歩)

朝食で昨夜の「ボソボソ」おじさんと
 食堂のテーブルが空いていなくて、やむなく昨夜の「ボソボソおじさん」の隣の席に座る サクランボを勧めてましたが、もらいたくもありません
 Luisも断っている
道が分かりにくい
 先を歩いているとイニャキたち若者が引き返してきた 道が違うらしい
 彼らが手分けして正しい道を見つけて、くれた
 この後もルートに関して何度か彼らにお世話になりました
木の洞窟
サンティアゴの表示も現れてきた
生垣で作ったベンチ
 座っても大丈夫なのかな?
Martinanの古橋
色んな橋があります
塔が盛大にある墓場

Vilalba(ビラルバ)

やさしいメガネ屋さん
 老眼鏡のレンズがはずれたので、ここで直してもらいました
 お値段は?と聞くと「いいです」とのこと
 ムーチャス・グラシャス !
今日のアルベルゲ
 Albergue Turístico Castelos
 街に入る手前に公営のアルベルゲがあるのだけど、少しでも先に行きたいのでここに泊まる
 私営の新しいアルベルゲでとても清潔、スタッフ(家族?)の対応も良かった
アンドラーデの塔
 現在はパラドールの一部になっています
昼食 トマトのスープ
ここで飲んだセルベッサリモンは別料金(1.5 €)を請求されました
メルルーサのぶつ切り

 耳栓初登場 
 夜は隣のベッドで寝ていたマルコ(ベニス)のイビキで目が覚めました 
 持ってきた耳栓を出してきて、睡眠

Vilalba(ビラルバ)→ Baamonde(バアモンデ)7/2(木)

20.2km、28,825歩
(累計 836.0km、1,194,216歩)

霧に包まれた街を出発 
アルベルゲの朝食は各テーブルに名札が置かれ、チェックインの時にお願いしていた食事を持ってきてくれる 3€というのは安い
サンタマリア教会
石畳の道を歩きます
霧の向こうから朝日が昇ってくる
ここにも塔が沢山ある教会&お墓
 ロドリゲス橋
 ロドリゲス橋
あと111.111km
麦がまだ刈られずにいます
クボタ頑張る
今日は吠えるワンコが多い
凄く攻撃的にほえるワンコ
よそ見をしながら吠えています
一人で散歩中? 
よだれを垂らして歩いているので、不気味
 狂犬病にはかかっていないと思いますけど
Baamonde
今日のアルベルゲ
 Albergue de peregrinos de Baamonde 
 11時半に到着したのだけど受付は13時なので、近くのバルでカーニャグランデを飲んで待つ 
Nojaのアルベルゲで一緒だったモイラ(アラスカ)と再会
 昼食(ヌードルスープ) 
シャワー・洗濯を済ませて、遅めの昼食 
 このパターンが定番になってきている
 レストランは地元の方で賑わっていました
 それにしてもこのスープ、3杯分ほどあります
メインはイワシの素揚げ
 これも量が多い
デザートはお勧めのプリン
 相変わらずワインが付いて 10€
 ここはレストランなのでチップ+1€
鉄道の駅
停車する電車は、一日1往復しかない!?
古い教会
教会の庭にある栗の木
木の根元にウロが出来ている
その中には聖母子像が・・・

 明日泊まるアルベルゲの近くにはレストランも食料品店も無さそうなので、ここのスーパーメルカドでワインや食料品を買っておく

Baamonde(バアモンデ)→ Miraz(ミラス)7/3(金)

15.7km、22,493歩
(累計 851.7km、1,216,709歩)

本数が少ないはずの電車が
 これはバアモンデに停まらない急行のよう
踏切には手書きで「100km」のモハン
今日も古い石橋を渡って歩きます
随分モダンなオレオ(バスケゴール付き)
途中にあったCafe Rústico 
巡礼路から少し入ったところにあるカフェ
 カフェコンレチェをいただきました(10時) こういうお店はずっと残ってもらいたい
外壁にヒマワリが沢山咲いている小屋
 造花ではありますが
石板を彫るおじさん
 ソウルミュージックと石を彫る音が聞こえてきたので家の中庭を覗くと、入ってこいと呼んでくれました
「マヤなの?」と聞くと「いや、アステカだ」と 大きな円盤を彫っている最中でした
クレデンシャルの上に炎が!! 
「セジョを押してあげようか?」と言われたのでクレデンシャルを渡すと、蝋をガスバーナーで溶かし始めた
 溶けた蝋がクレデンシャルの上で炎をあげている 紙が燃えるかと思いました
封蝋のセジョ
 貴重なセジョをいただきました もちろんクレデンシャルは無事
巡礼路のルート変更反対の垂れ幕
 このあたりにはこの意見表明看板等が沢山あったのだけど、ルート変更の計画でもあるのだろうか?
 歴史のある道を簡単に変えてはいけないだろうし、巡礼路があるから生活が成り立っている方も多くおられると思うのですけど?
今日のアルベルゲ
 Albergue de peregrinos de Miraz
 11時到着、受付は15時から
 先着のスペインの男の子が到着順リストを作ってくれ、それに記入して近くのバルへ(バルがありました)
昼食
  カーニャグランデとボカティージョで 5.9€
 メヌー・デル・ディアのフルコース・ワイン付きの 9~10€というのがいかに割安かを再認識

アルベルゲのスタッフと虹をバックに
 このアルベルゲはイギリスのサンティアゴ協会が運営していて、スタッフの方はイギリス人
こちらは、協会のアルベルゲ紹介ページ
 イギリスは国教会の国だけど、カトリックの人もある程度おられる
 15時には中庭でティーのサービスもありました
 フランチェスコ派の僧衣で歩いている若い男性二人連れがいたのですが、食事のときは普段着に着替えていました

バルのテラスで皆と
 馴染みの顔がどんどん増えてきて、大盛り上がり 当然ワインの量も増えます
 モイラ(右端)はアルベルゲが満員で、オスピタレイラに紹介してもらった宿の迎えの車に乗って、そちらに向かいました

Miraz(ミラス)→ Sobrado(ソブラド)7/4(土)

26.2km、37,388歩
(累計 877.9km、1,254,097歩)

アルベルゲで朝食をいただいて出発 
村の教会
子供たちにどんどん抜かれます
 昨日のアルベルゲで一緒の家族
 複数の家族で歩いているようで、一人のお父さんが食材や食器を車に積んで運んでいるようです 昨日も本格的な料理をしていました 
今日のアルベルゲ
 Albergue Lecer
 私営で新しいアルベルゲ
昼食 エンサラダ・ミクスタ
 イワシも入っています
テルネラ(牛肉) 
やはりデカイ!
デザートはフラン(プリン) 
ワインが付いて 10€ 安い!

レストランに蠅が一杯
 スペインにはいまだに蠅が多い
 レストランでも蠅が飛んでいる所が結構あります
 カモイのリボンハエ取り(若い人は知らないかな?)を持ってきてぶら下げたいけど、スペインでは人間が沢山捕まってしまうかな😅

公営のアルベルゲはこの教会の中にあります
宿泊者以外が中に入るのには1€必要

Sobrado(ソブラド)→ Arzua(アルスーア)7/5(日)

23.0km、32,855歩
(累計 900.9km、1,286,952歩)

ソブラドの街を後に出発 
昨夜は、おじさんのイビキで耳栓2回目の出動
この車は何?
デポルティーボ・ラ・コルーニャの旗
 リーガ・エスパニョーラ一部リーグで頑張っています
教会の向こうに太陽
Arzua(アルスーア)
フランスの道に合流 
ここに来るのは3回目
今日のアルベルゲ
 Albergue de peregrinos de Arzúa
 前回泊まったアルベルゲは満員だったので、今日はこちらの公営アルベルゲ
 フランス人の道はどんどん歩く人が増えてきている
昼食 サラダとイカリング
 デザートのプリン 
全部で 9.5€
 ここのレストランはWiFiの状態がイマイチ
サンティアゴ教会
 ミサに最初から最後まで出席
 最後に巡礼者は前に出て祝福を受けた 信者ではないけど、ちょっと感激

日曜日でスーパーが休み(>_<)
 観光案内所で開いているお店(果物屋さん)を教えてもらい、明日の朝食を購入
 果物屋さんなので、バナナと飲み物しか買えませんでした

Arzua(アルスーア)→O Pedrouzo(オ・ペドロウソ) 7/6(月)

20.2km、28,880歩
(累計 921.1km、1,315,832歩)

歩き慣れた(3回目ですけど)道を歩きます
あと30km
 オレオの跡
 ここにも道をまたがるオレオがあったらしいのだけど、強風で飛んでしまっている

 昨年7月3日に来た時はアジサイが一杯咲いていましたが、今回はありません
 今回と3日しか違わないのだけど、年によって状況が変わります



今日のアルベルゲ 
Albergue Porta de Santiago
 ここは昨年も泊まったところ
 オスピタレイロさんに覚えていますか?と聞くと、「もちろん覚えているよ」との返事
 本当かな?
 屋上のテラスで洗濯 日差しが強いので乾燥機は使わなくてもOK
昼食 エンサラダ・ミクスタ
バカラオ(鱈)
 頼むときに間違えて「カバラオ」と言ってしまった
 ウェイターのおじさんがそれにはまって大笑い
 ウェイターさんと仲良しに

 夜はスーパーで買ったワインを、屋上テラスで一本飲みました
 ちょっと多かった!?

O Pedrouzo(オ・ペドロウソ)→Santiago de Compostela(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)7/7(火)

21.6km、30.859歩
(累計 942.7km、1,346,691歩)

この辺りのモハンは落書きだらけ
中国語もあります
あと12.5kmとなっているけど、途中に出来た空港を大きく迂回しないといけないので、この距離は多分正しくないと思います
歓喜の丘 
杖が折れたという話を聞いていたけど、修復されたよう
 ここはルートから離れているので、巡礼者はほとんど来ていなかった
サンティアゴ大聖堂に到着
 昨年工事中だった左側の塔はきれいになって、現在は右側と中央部が工事中
巡礼者御用達の「Casa Manolo」で昼食
 ここは食事が9.5€
 ワインは別料金だけど、フルボトルが1.5€と安いです
運転免許が2日で取れる?
 そんな人が運転しているって!
 危ない!!
ルッツ(バルセロナ)も到着
ウォルフ(ザルツブルグ)と
フィアとニクラスそしてモイラも一緒に夕食へ
二人羽織状態でビールを飲んで大騒ぎ
サンティアゴ大聖堂の壁に巡礼者の影

今日の宿は
Albergue Roots and Boots
 ここは昨年も泊まった宿 バスタブもあります 宿代は16€で少し高め

明日はプリミティボの道を歩くため、Gijon経由でVillaviciosaまでバスで移動

Posted by walkingosamu