サナブレスの道 (Camino Sanabres) ガリシア州
Lubián→Santiago de Compostela
Lubián→A Gudiña→Laza→Xunqueira de Ambía→Ourense→Cotelas→A Laxe→Ponte Ulla→Santiago de Compostela
Lubián(ルビアン) → A Gudiña(ア・グディーニャ)5/26(土)
27.9km、39,891歩
(累計 1,003.0km、1,432,877歩)
今日は峠を越えてガリシア州に入っていきます
前日の雨もあがってLubianを出発 、天気予報は雨でした
サントゥアリオ・デ・ラ・トゥイサ教会
山道を水が流れていますが、設置された石づたいに歩けます
カスティーリャ・イ・レオン州を後にします
ガリシア州に入っていきます
峠にあったガリシアの石碑
ガリシアのモハン(石標)はしっかり貝殻の開いた方が行き先を示している❗
サンティアゴまでの地図
地図等も行き届いています
A Gudiñaの街が見えます
前夜の宿をチェックアウトするときに、鍵を返還するのを忘れて持ってきてしまいました 宿のイレーネが車で鍵を引き取りに来てくれました 申し訳ない
テルネラ(子牛)のコンビネーション、ワインが付いて10.5€
A Gudiña(ア・グディーニャ)
→
Laza(ラサ)5/27(日)
39.2km、55,977歩
(累計 1,042.2km、1,488,854歩)
雲海の向こうから日の出
「天地創造」のワン・シーン?
これもダムによる湖
新幹線工事のためとんでもない道の状況になっています
カミーノにも「お接待所」があった❗一日行程39kmのうち、30kmを超えてバテてきた頃にこれがありました❗
無人で、コーヒー・紅茶・ケーキ・ビスケット・コーラ・アクエリアス・ビール・リンゴ・オレンジetc.そしてマメ手当の絆創膏まで!
場所表示はサポート・ポイントとなっていましたが、まさしく遍路道にある「お接待所」でした
エリザベスとイザベルと一緒に目の前にあるものをいっぱいいただいていると、補充のためにおじいさんと孫娘がやって来ました
おじいさんがニコニコしながらいっぱい話してくれるのですが全てスペイン語なので何もわかりません😅ひたすらグラシャスといい続けるのみです🙏孫娘さんは新しい食べ物を出してくれて、他にいるものはないか?聞いてくれます❗
力と気持ちを注ぎ込んでくれたお礼に、ドナティボ・ボックス(寄付金箱)に5ユーロ札を入れてラストスパート出発
夕日が沈んでいきます
Laza(ラサ)→
Xunqueira de Ambía( シュンケイラ・デ・アンビーア ) 5/28(月)
38.1km、54,409歩
(累計 1,080.3km、1,543,263歩)
朝、役所に鍵を返します
前の日に指示された通り、鍵を無人の事務所の窓の内側に置いておきます
バルEl Rincon del Peregrinoに入ると・・・
店内はホタテ貝で埋め尽くされている
私の貝もいつかは皆の仲間入り出来るかな?
自転車で巡礼しているドイツ人の夫婦
昨日の夕食を一緒にしましたが、私に分かるよう丁寧な英語で話すようにしてくれていました
松ぼっくり(サイズがでかい)で出来た矢印
オレオの台座だけが残っている
こちらはしっかり全部残っています
お店も巡礼者仕様
丘の頂周辺は花畑
Xunqueira de Ambía( シュンケイラ・デ・アンビーア )→
Ourense(オウレンセ)5/29(火)
25.9km、36,993歩
(累計 1,106.2km、1,580,256歩)
今日は久しぶりの都会であるオウレンセに入ります
ビルギッツが見つけてくれた靴の修理屋さんで、靴紐ループが切れてしまった靴を直していただきました 一安心です
この街には温泉もあるようですが、利用はしませんでした
朝もやの中を歩いていきます
こんな道を車で走りたい
この巡礼路は線路で行き止まり
フェンスがあって通れません
Seixalbo
落ち着いた雰囲気のある町
オウレンセの街が見えてきた
天気もパッとしないのでコインランドリーで洗濯
道路上の排水口
どうしてもパンダの顔に見えて仕方がない😀
ビルギッツが見つけてくれた靴の修理屋さん
ミスターミニットのようなお店で、お客さんもどんどん詰めかけていました
このおじさんが靴を直してくれました
達成感あふれる顔で、ハイポーズ!
切れていたループが完璧に直っています
Ourense(オウレンセ)→
Cotelas(コテラス)5/30(水)
28.2km、40,239歩
(累計 1,134.3km、1,620,495歩)
ミーニョ川を渡ってオウレンセから出ていきます
老木四兄弟(姉妹?)
サンティアゴまで
車道を通ると、87km
カミーノを歩くと、98.5km
途中の村にあった歓迎の人形
石橋にあったケルト文化のような渦巻き
今日の宿
O Refugio
ダニエルたちがここに泊まるということなので、一緒に予約してもらいました
別棟に部屋があります
部屋の中はこんなに快適
素泊まりで10€
食事後にみんなでリラックス
Cotelas(コテラス)→
A Laxe(ア・ラシェ)5/31(木)
35.7km、51,049歩
(累計 1,170.1km、1,671,544歩)
重機で道の両側の灌木をなぎ倒しています
今まで出会った草刈り機械とはパワーが違います
作業した後はこんな様子です
これは効率がいいですね
甘いものが欲しくなります
アルベルゲ近くのレストランで食べた野菜スープ
ご飯はパエリア風
A Laxe(ア・ラシェ)→ Ponte Ulla(ポンテ・ウリャ)6/01(金)
29.2km、41,652歩
(累計 1,199.2km、1,713,196歩)
木のトンネルを抜けていく
撮り鉄の人達が喜びそうです❗
Ponte de Taboada(タボアダ橋)
雨に濡れた石畳の道
サッカーがない時間はニュース番組を映しているバルが多い
このワンコたちは好戦的なので、少し挑発して徹底的に吠えさせました
木のウロの中にはマリア像
Ponte Ullaの街が見えてきました
色んな物をぶら下げて歩いているドイツからのおじさん ライカのカメラ(旧式)、ストック、熊撃退スプレー(カミーノに熊がいたっけ?)
いつものメンバー
シルヴィーが吸っているタバコの箱にはおぞましい写真が・・・
彼女は見たくないので箱を袋に入れています😅
この宿で、10日前に出会った言動に問題があるイタリア女性と一緒になったので、思っていることを全部伝えました 彼女はレイシストでは無いとか色々なことを言っていましたが、途中でどうでもよくなりそこで話は止めました 彼女の言動でこのように感じる人間がいるということは分かってくれたでしょう
明日はいよいよサンティアゴに到着です
Ponte Ulla(ポンテ・ウリャ)→ Santiago de Compostela(サンティゴ・デ・コンポステーラ)6/02(土)
31.0km、44,274歩
(累計 1,230.2km、1,757,470歩)
石ころで書かれたGRACIAS(ありがとう)
ぶどう棚の下をくぐります
後4kmの地点でまだこんな風景があります😀
鉄道を渡る橋のフェンスには色んなものがぶら下がっている
サナブレスの道からサンティアゴの塔が初めて見える場所です
Ponte do Sar
ビルギッツも到着しています
ルーマニアから来たルイザとクリスチャン
彼女から、日本の幼児教育をどう思うか?と聞かれましたが、詳しくないし難しいことは英語で言えないので、孫の幼稚園での写真を色々見せて何とかしのぎました😅
明日はバスに乗ってPortoまで行きます
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは、いつも飛び切りの笑顔がいいですね。
例のイタリア女性、巡礼と言ってもたまに変なのがいますよね。外国語で喧嘩できるのは凄いです。私は片言なので、そんな状況になったらきっと日本語が出るでしょう。汗
私は2017にセビージャから歩きましたが、こちらは何年だったでしょう?銀の道は素晴らしかったので、コロナが終息したらまた歩きに行く積もりです。
コメントありがとうございました。私は2018年にカディスからセビージャを通って銀の道・サナブレスの道を歩きました。おくのさんの1年後に通ったことになりますね。出会う方々は素晴らしい人がほとんどなのですが、たまに「いかがなものか!」という人物に出会ってしまうことがあります。
来年(2021)カミーノを歩く予定でしたが、再来年(2022)に延期しました。今度は、「ジュネーブの道」「ルピュイの道(ルピュイ→サン・ジャン・ピエ・ド・ポー)」「マドリッドの道」を歩きたいと思っています。これらの道の情報がありましたら教えていただけますか?
コロナが落ち着いて、安心してカミーノを歩く日が早く戻ってくればよいですね。
お返事ありがとうございます。2021は聖年ですけど、どうなりますかね?コロナが終わりさえすれば勿論歩きに行きますが、可能性は低いでしょうね。😂
例のイタリア姉さんじゃないですが、イタリア男の巡礼って、たまに女に目がないのがいますね。傍目にも恥ずかしい位積極的なので、お前は何しに来ているんだと言ってやりたくなります。言えませんが。
今年はグラナダからサンチャゴまで歩こうと、手製の地図に日程表と用意して準備万端だったのですが、航空券を探してる時にコロナになってしまいました。無職で暇なので次ぐ年の用意までしてあって、バルセロナの道ーフランセスーレオンーオビエドープリミティボーサンチャゴ。これもgronzeをベースに手製地図を作ってあります。この作業がとても好きです。
私は毎回、安い航空券なので帰りの日にちも変更不可です。そのため後半に数日から半月程で歩けるイギリス人の道とフィステラ、ムシアを入れてあり、臨機応変に歩けています。とても便利。
ルピュイの道は映画サンジャックへの道で見てるので憧れていますが、フランス国内は高額になるので歩けません。フランス語も分からないし。
マドリッドの道なら2018に歩いているので幾らか参考になる気がしますよ。マドリッドに飛行機で降りたらそのまま歩き始められるので他にない手軽さがあります。「おくの」から私のHPへおいでください。大歓迎です。
返信ありがとうございます。コロナ禍の状況下でアルベルゲがどのような状況になっているのかが大変心配です。特にprivadoの皆さんが何とかこれを乗り越えて、またみんなが歩けるようになったときに再開してくださるように祈っています。
依然巡礼路で見たイタリアおじさんグループは、若い女性に盛んにアタックしていました。その少し先にはおじさん達の奥さんグループが歩いていたので、少し心配しましたけどね。
出発前にスケジュールを練るのは本当に楽しいですね。私も時間をかけて情報をあつめ予定を作っています。フランスはスペインと比べて物価が高いですね。Giteや食事も2倍前後の値段になっているのでちょっときついです。フランス語は私も全然できなくて(ボンジュール・メルシーぐらいしか知りません。それもカタカナ読みの発音ですが・・・)、宿を電話で予約する必要があるときはその時に一緒に歩いているフランス人の方に頼んで電話をかけてもらっていました。
「おくの」さんのHPを探してみたのですが、見つかりませんでした。よろしかったらURLを教えていただけますか。
私のサイトです。よろしくお願いします。
http://m.gmobb.jp/zav14930.value/index.htm
イタリア男って老若関係ないですね。私も年配者がお姉ちゃんに猛烈ちょっかい出してる場面に数回遭遇しましたよ。同じ巡礼者の私が隣にいるのに二人とも私には目もくれません。その都度「まったくイタリア男って」と更にイタリア男の印象が悪くなりました。勿論、そういうのは一握りでしょうが、余りにも目立つので。
フランス語、サッパリですが、不思議なことにフランス人と数週間に渡って行動した人が沢山います。フランス人って殆どが英語を話さないですよね。でも気が合うと楽しく過ごせますから面白いです。
これも私の巡礼記に書いてありますが、英語ぺらぺらのオランダ人がルピュイから歩いて来たと言ったので「YOU はフランス語が喋れるのか?」と聞いたところ「まったくだめだ、でも手間ねで大丈夫、あとはスマイル」と、堂々としたものでした。
ひとのブログでも、giteから次のgiteへ電話予約を繋いで貰って旅を続ける話はあるので行けば何とかなるのは想像できますが、やっぱり金額が~。
ホームページURLありがとうございました。凄い詳細地図ですね。あれだけのものを作るのには相当の手間をかけておられるのでしょう。
カミーノの記録も読ませていただいています。マドリッドの道は今度歩く時の参考にさせていただきます。4月末でも雪が降ったのですね。寒さは苦手で、現在作成中の予定では、このルートを歩くのは6月末にしています。暑すぎるのも苦手なので。
言葉については、私は英語も中1レベルなので「度胸と愛嬌そして恥ずかしさを捨て去る」をモットーに色んな人に話しかけて、どうにかなっています。
こんにちは、私が迷い狂ったマドリッドからの脱出ルートをさっき掲載しました。お役に立てれば嬉しいです。
私のサイト、2018マドリッドの道のメニューから見ることができます。
マドリッド脱出ルート情報ありがとうございました。マドリッドからの脱出に苦労された様子がよく分かります。トレスカントスでは立派なアルベルゲに泊まれてよかったですね。
カミーノでは大きな街に入ると途端に道が分からなくなることがよくあります。出る道も分かりにくくて、アルベルゲにチェックインした後には翌日のルートを確認しておくのが日課でした。
今はスマホにオフラインアプリのGuru Mapsを入れたうえで、公開されているカミーノのGPXデータをダウンロードし、それを参考に歩いているので道が分からずに苦労することが減りました。
マドリッドの道、お役に立てれば嬉しいです。私もカミーノがはっきりしない宿泊地では、良く次ぐ朝の道筋をチェックしてました。それでも時々迷ってしまいましたが。
2019年に歩いたサンチャゴーファティマの逆歩きでは毎日マジで次ぐ日の巡礼路を宿から数百メートル遡って探していました。何しろ早朝に向こうからやって来る巡礼は皆無だったので真剣でした。みんないい思い出です。
確かに逆向きで歩くのは難しいでしょうね。
四国のお遍路も、順打ちで歩く人に分かりやすいように標識や目印が作られているので、逆打ちで歩くのは難しいだろうなと思いました。