ボホール島で海外初ダイブ: Bohol Island(フィリピン Philippines)2012年3月

  月日 行程
1日目 3月 5日(月) 広島→新大阪
2日目 3月 6日(火) 新大阪→関空→マニラ→タグビララン(ボホール島)
3日目 3月 7日(水) 【ダイビング】パングラオ島(ライトハウス・ハグダン・ドゥオル)
4日目 3月 8日(木) 【ダイビング】バリカサグ島(ブラックフォレスト・カテドラル)
5日目 3月 9日(金) 【ダイビング】アロナビーチ(アルク・ビーチフロント)、バングラオ島(ナパリン)
6・7日目 3月10・11日
(土・日)
タグビララン→マニラ→関空→新大阪→広島

新大阪→関空→マニラ→タグビララン(ボホール島)                               

3月6日(火)

関空ロビーで大着替え大会

 9時55発のフィリピン航空RP407便に乗るため、新大阪で前泊。

 まだまだ日本は寒いので空港までは冬衣装。
 現地は暑いので、冬服を持っていく必要がありません。

 そこで、関空ロビーの隅っこで皆で大着替え大会。
 夏服に着替えて、皆の冬服を大きな袋に詰め込み、一時預かり所に預かってもらいます。
 半袖・短パン・サンダルの人も・・・もうトロピカルモードです。

マニラ空港で乗り換えてボホールへ

 関空からマニラまでは、4時間半。
 入国審査は何時もドキドキしますが、何とか通過して、両替後国内線ターミナルに歩いて行きます。
 国内線のゲートで女性の係員が、私の手荷物の重さチェックを。
 自分の手で持ち上げて、「OK」・・・・人間重量計??

ボホールに近づいていくと、サンゴ礁の島々が見えてきて、期待がふくらみます。
タグビララン(ボホール島)空港 
 飛行機からビルへは、もちろん歩いて行きます。
これが手荷物のターンテーブル
 載せているところも見えます。

宿泊ホテル(ボホールトロピックホテル)に到着
 ダイビングショップもホテル内にあります

 空港から10分ほどで着きました。

 こちらが宿泊するコテージ。
 
 通路の両側にあるヤシの木からココナッツの大きな実が落ちてくるので、端を歩くと危険です。

GOOD DIVE SHOP
これが今回お世話になったダイブショップ(GOOD DIVE SHOP BOHOL)です。
 着いたら冷たいマンゴージュースで歓迎してくれました。
 そして、サンミゲルビールが飲み放題。
 何て素晴らしい!!
 この船に乗ってボートダイブを行います。
 あめんぼうの足のように船から張り出しているものは、竹で出来ていて横揺れ・転覆防止の効果があります。
GOOD DIVE SHOPのHP
こんなに充実しているHPは今まで見たことがありません。



夕食は市内のレストランで

 滞在中の夕食は、ダイブショップの方が市内のレストランに連れて行ってくれました。

 これは、お米をバナナの皮に包んで蒸したもの

【ダイビング】パングラオ島(ライトハウス・ハグダン・ドゥオル)

3月 7日(水)

ダイビングポイント地図(by GOOD DIVE SHOP)

殿様?ダイビング

ホテルのレストラン(オープンエア)で朝食を済ませて、ダイブショップへ
 ここでは、器材のセッティング・積み込み・エントリー時の装着は、全部スタッフがやってくれます。
 そして、エキジット時には、なんと梯子に摑まっておれば、ウェイトからBCからフィンまで外してくれます。自分は体一つで梯子を登ればOK
 なんて素敵なんでしょう。
 他のダイブに行けなくなってしまいそう^_^;

いよいよ海外初ダイブそして初水中カメラ

 前回潜ったのは、前年8月28日の瀬戸内海。
 ほとんど半年ぶりです。テクニックを覚えているのかな?
 水中カメラも初めて使います。
 出発前に、ダイビングショップで「水中カメラスペシャリティ」の講義を受けて事前準備は万端。
 ただ、覚えているのは、「ひたすら沢山シャッターを押すこと」
 でも、なかなか良い写真は撮れませんね。

バングラオ島(ライトハウス)

水温

(水面)

水温

(水底)

水深

(MAX)

潜水時間
28℃ 27℃ 16.3m 45分

潜っています

「なぜ、自分の写真が撮れるの?」

 最初は、とても写真を撮る余裕が無くて、カメラをインストラクターのWさんに預けていて、Wさんが私を撮ってくれました。トホホ

 それにしても、電撃ネットワークのような頭になっちゃった。

これ以降は自分で撮った写真

クマノミがこちらを向いています。
ミノカサゴカサゴ目  フサカサゴ科
 刺されないように注意

バングラオ島(ハグダン)

水温

(水面)

水温

(水底)

水深

(MAX)

潜水時間
28℃ 27℃ 15.7m 42分
オオモンカエルアンコウ
 (アンコウ目 カエルアンコウ科)
 海綿になりきって、小魚が来るのを待っています。
 踏ん張っている仕草が、けな気
クマノミは色んな種類が沢山います
ヘコアユ(トゲウオ目 ヘコアユ科)
 海草のように、なびいています。
パープルビューティー(スズキ目 ハタ科)
 サンゴの間を群れになって泳いでいます。
 フィリピンを代表する魚だそうです。
次のポイントへ移動
 右の陸地がバングラオ島です。

バングラオ島(ドゥオル)

水温

(水面)

水温

(水底)

水深(MAX) 潜水時間
29℃ 27℃ 12.9m 46分
ヤマブキハゼ(スズキ目 ハゼ科)
 保護色でよく分かりません。
スパインチークアネモネフィッシュ{メス}
(スズキ目 スズメダイ科)
 果敢に巣を守っています。
スパインチークアネモネフィッシュ{オス}
 前衛は、メスに任せて、自分は後衛に回っています。
 オスの方が綺麗ですね。
バーチークダムゼル
 (スズキ目 スズメダイ科)
 ほっぺた(チーク)にバー(線)の模様
コバンザメ(スズキ目コバンザメ科)から頼りにされる広島シークイーンの大将
 吸着する相手を探していたコバンザメが選んだのは、なんとシークイーンの大将Fさん。
 コバンザメも誰が頼り甲斐が有る相手か分かっているのですね。
 タンクの底にひっついています。
マンジュウイシモチ
 (スズキ目 テンジクダイ科)
 イチゴパンツを穿いているような模様です。
 現物は下半身の斑点がもっと赤いです。
ニシキフウライウオ
 (トゲウオ目 カミソリウオ科)
 これでも魚です。
 環境に合わせて擬態しています。
ヨロイウオ(トゲウオ目 ヘコアユ科)玉
 ヘコアユに似て、頭を下にして泳いでします。
 大きな玉(塊)を作って、大きな魚から身を守っているのでしょう。

夕食は焼き鳥

お店の入り口で炭火で焼いています。
明日は満月
トロピカルな雰囲気の中で、夜が静かに更けていきます

バリカサグ島(ブラックフォレスト・カテドラル)                                                                       

3月8日(木)

ダイビングポイント地図(by GOOD DIVE SHOP)

バリカサグ島(ブラックフォレスト)

水温

(水面)

水温

(水底)

水深

(MAX)

潜水時間
28℃ 27℃ 17.6m 51分
バリカサグ島
 サンゴ礁の小さな島の真ん中に灯台がポツンと立っています。 
 ダイブショップからボートで約1時間。
 ほとんど波はありません。
ウメイロモドキ
 (スズキ目 タカサゴ科)
 背中の黄色い線と胴体の青の対比が綺麗です。
ホソフエダイ
 (スズキ目 フエダイ科) 
 背中に六つの白点があります。

タイマイ登場(カメ目 ウミガメ科)

サンゴを齧っていました。
近づいても逃げません。迷惑そうな風情はしていましたが
すみません。
ちょっと画面が揺れています。
ニセゴイシウツボ
 (ウナギ目 ウツボ科)
 岩の下から覗いています。
 近づかないようにしましょう。
出た―!!
バリカサグおばちゃん
 休憩でボートに上がってくると、このおばちゃんたちが乗り込んできます。

 すごいプレッシャーをかけて、みやげ物を売り込んできます。
 断りきれずに、妻用に貝のペンダントを購入。

バリカサグ島(カテドラル)

水温

(水面)

水温

(水底)

水深

(MAX)

潜水時間
29℃ 27℃ 17.5m 43分
セジロクマノミ
 (スズキ目 スズメダイ科)
 背筋に一本通っている白い線が、ウルトラマンを思い浮かべさせてくれます。

こちらのポイントには、コバンザメを従えたタイマイがいました。

カスミアジ
 (スズキ目 アジ科)
 ちょっと遠くで、かすんでいます。
ガーデンイール(和名チンアナゴ)
 (ウナギ目 アナゴ科)
 砂からニョキニョキ首を出して海草と一緒に揺れています。
 近づくと、砂の中に隠れてしまうので、ちょっとアップの画像にしました。
 黒っぽく映っているのが彼らです。
アカフチリュウグウウミウシ
 (裸鰓目 フジタウミウシ科)
 鮮やかな色ですね。名前の付け方も洒落ています。
 ウミウシって不思議な生物ですね。
 大体「裸鰓目」って字が読めないし、意味が不明。
(辞書で見ると、「らさいもく」と読むらしい)
トウアカクマノミ
 (スズキ目 スズメダイ科)
 ファミリーで暮らしています。
 卵も産んでいました。
 でも、この住まいでは不用心のような気がしますが、大丈夫なのでしょうかね。
サザナミフグ
 (フグ目 フグ科)
 わりと綺麗ですけど、毒は体中にあるそうです。
 どこも食べられません。

お昼はゆっくりと

ハロハロ
 今日のダイブは2本にして、午後はまったりと。
 ホテルのプールで遊んで(塩抜きして?)、その後ホテルのレストランへ
 これは「ハロハロ」というフィリピンのデザート
 果物、芋類、アイスクリーム、ゼリー、ナタデココ、タピオカ、ココナツ、トウモロコシ等色んなものが入っていて、不思議な味です。
コテージ通路沿いのヤシから落ちた?ココナッツのミルクを従業員の人が、飲んでいました。
 「飲まないか?」と勧めてくれましたけど、お腹をこわしたらダイビングに差し障るので、ご遠慮。

夕  食

メニューが何かは覚えていません。
バナナの皮が、お皿代わりです。
このおひつを持って、
ご飯をついで回ってくれます。

アロナビーチ(アルク・ビーチフロント)、バングラオ島(ナパリン)

3月9日(金)

ダイビングポイント地図(by GOOD DIVE SHOP)

アロナビーチ(アルク)

水温

(水面)

水温

(水底)

水深

(MAX)

潜水時間
30℃ 27℃ 18.3m 43分
朝日に見送られて、出発です。
 右側で後光がさしているのが、GOODダイブショップインストラクターの「未夏さん」です。
 大変お世話になりました。
エントリー
 いつもドキドキします。
イースターンクラウンアネモネフィッシュ
 (スズキ目 スズメダイ科) 
 「ファインディング ニモ」のモデルになっています。
セジロクマノミ
 (スズキ目 スズメダイ科)
 彼(彼女?)は背中の模様が十字架になっているので、「パウロ君」と呼ばれています。
タテジマキンチャクダイ
 (スズキ目 キンチャクダイ科)
 綺麗ですね。
 縦縞というよりは、横縞という感じなのですが?
縦穴の中を登って行きます。
縦穴を通り過ぎた後は、吐いた空気がバブルシャワーとなって上がってきています。
セムシウミウサギガイ
 (吸腔目 ウミウサギガイ科)
 斑点部分も、白色部分もすごく綺麗です。

アロナビーチ(ビーチフロント)

水温

(水面)

水温

(水底)

水深

(MAX)

潜水時間
29℃ 27℃ 16.1m 41分
カクレクマノミ
 (スズキ目 スズメダイ科)
 目が合いました。
 警戒しています。
ドロップオフに沿って泳いでいます。
 サンゴ礁の端は、急に深くなり底が見えません。浮力があるので落ちる心配はないのですが、下を覗くと少し「ぞっと」します。

バングラオ島(ナパリン)

水温

(水面)

水温

(水底)

水深

(MAX)

潜水時間
29℃ 27℃ 14m 43分
オオイカリナマコ
 (無足目 イカリナマコ科)
 最大級のナマコだそうです。
フォールスアイパファ
 (フグ目 フグ科)
 右が頭です。
 後ろにも目の模様があります。
 英語名(False Eye Puffer)を直訳すると、
「偽目ふぐ」となります。ナルホド。
オウゴンニジギンポ
 (スズキ目 イソギンポ科)
 切れ長の目に見えます。
レギュレーターからの気泡が水面に上がっていきます。
パープルビューティー
 (スズキ目 ハタ科)
 光の中で輝いています。
ミスジリュウキュウスズメダイ
 (スズキ目 スズメダイ科)

これで今回のダイビングは終了です。
沢山の種類の魚たちに会えることが出来ました

この板を渡って、ボートから陸へ
 手すりをセットしてくれるので、助かります。
ボホールに夕陽が沈んでいきます。
フェラーリ(通称)
 ホテルから市内のレストランへ、毎晩この車で送迎してくれました。
 乗っているときは、しっかり摑まっていないと危ないです。
 道は一応舗装されていますが、穴ぼこ凸凹が多く結構揺れます。
 でも、風を受けて走るのは気持ちいい。
トライシクル
タクシーです。
オートバイの横に箱(サイドカー?)が付いていて、運転手の後ろの席を含めて、4人は乗れます。
料金は10ペソ(約20円。安い!!)

夕食{日本料理店(日本食店?)に行きました}

右側は、トンカツ
鍋焼きうどん

ボホール→マニラ→関空→新大阪→広島                           

3月10日(土)  
                                 広島着3/10の予定が、結局3/11に到着しました

ホテルレストランの朝食(フィリピンスタイルかアメリカスタイルを選べます)

こちらがフィリピンスタイル
こちらがアメリカスタイル
(卵の調理法はチョイス出来ます)
一緒に行ったメンバとレストランスタッフです。
 インストラクターのWさんは、カメラ担当で残念ながら写っていません。

ボホールは、全島停電

手書きの搭乗券!!
 ボホール島が停電になりました。
 空港は自家発電で大丈夫だろうと思っていましたが、必要最小限のところだけに給電しているようで、発券機はストップ。
 搭乗券は、手書きでした。
 ダブルブッキングをするのでは?と心配でしたが、皆さんトラブルもなく着席できたようです。
セブパシフィックとフィリピン航空
 左側が離陸中のLCCセブパシフィック。
 右側が着陸直後の、お客さんを降ろしているフィリピン航空。我々はこれに乗ります。

マニラ発は3時間遅延

 ボホールから何とかマニラに着くと、今度はマニラ→関空便の出発時間が3時間遅れとのこと。
 あれ!?今日中に広島に帰れるのかな??
 どちらにしても、待つしかありません。

 マニラ国際空港の搭乗待合室は、広くないです。
 ビールを売っているのは、煙モクモクの喫煙エリアのみ。体中にニコチンの臭いが着きそう。

 待合室の売店にはどこもお酒を置いていません。フィリピンはイスラムの国ではないのに、アルコールの販売が厳しいのかな?

フィリピン航空支給のお弁当
 遅延のため、待合室で待っている搭乗者に配ってくれました。(15時ごろ)
 外米(当然ですね)のおにぎりと、鶏のから揚げ。
 あんまり美味ではなかったです。 
 お昼を食べていたので余計食べれません。

結局新大阪でもう一泊

関空に着いたのは、22時。
 一時預かり荷物の引き取りも、スーツケースの宅配便受付も22時30分で終了。急いで何とか間に合いました。
 最終の「はるか」に飛び乗って新大阪まで行きましたが、新幹線はもうありません。
 今日はここまで。
 出発時に泊まったホテルに空き室があってまずは安心。コンビニで軽食とお酒を買って部屋で飲みましょう。
 インストラクターのお一人は、翌日仕事だということで、始発の新幹線で広島に帰ることに。
 日焼けしてヒリヒリする背中をいたわりながら、ホテルの大浴場で久しぶりのお風呂を満喫して、おやすみなさい。

皆さんありがとうございました。

 広島 シークイーンの大将Fさん、インストラクターのMさんWさん大変お世話になりました。
 まだ初心者の私は、皆さんが居られたことで楽しく初海外ダイブをすることが出来ました。色んな状況にも適切に対応されておられましたね。さすがです。
 ボホール GOOD DIVE SHOPの未夏さん、真児さん、ジュニアさん。ボホールのダイビングとアフターダイビングは最高でしたよ。
 先輩ダイバーのUさん。色々教えていただきありがとうございました。これからもご一緒させてください。

Posted by walkingosamu