ベルファースト(Belfast)&北アイルランド

Dublin→BelfastMadden’s bar(アイリッシュ・バー:ライブ演奏)ボンファイアGiant’s Causeway Bus Tour etc

 アイルランドから北アイルランド(イギリス)へ 国は違うのですが移動にチェックは無く、どこが国境か分からないような高速道路をバスで行きます イギリスがEUを離脱したらこの風景はどうなるのでしょうか?
 多数派であるプロテスタント教徒がカトリック教徒を差別したこと等により北アイルランド紛争が始まり、住民同士の衝突やIRA(アイルランド共和軍)によるテロ行為も行われていたけど、今は落ち着いた状況になっています 
 プロテスタント教徒の祝日であるオレンジメンズデーを7月12日に控えて、ダブリンではやたらユニオンジャック(イギリス国旗)が掲げられています 

Doolin(ドゥーリン)→Dublin(ダブリン)→Belfast(ベルファースト)7/09(月)

Dublin,Custom House Quay
元税関前からベルファスト行のバスに乗る
Dublin,Custom House Quay
元税関前からベルファスト行のバスに乗る
バス停の看板
バス停の看板
この辺りが国境ですが、何もありません イギリスがEU離脱するとどうなるのだろうか?
この辺りが国境ですが、何もありません
イギリスがEU離脱するとどうなるのだろうか?
「えっ!あと1m」
と思ったら1m(マイル)、メートル法の世界からヤード・ポンド法の世界に変わります
「えっ!あと1m」
と思ったら1m(マイル)、メートル法の世界からヤード・ポンド法の世界に変わります
Belfast International YH
ベルファストには3泊するのですが、3泊目の7月11日は休館で泊まれません 休館の理由はオレンジメンズ・デーです
Belfast International YH
ベルファストには3泊するのですが、3泊目の7月11日は休館で泊まれません 休館の理由はオレンジメンズ・デーです
Vagabonds
11日の宿はこちら、朝に荷物を預かってもらってGiants Causeway bus tourに出かけました
Vagabonds
11日の宿はこちら、朝に荷物を預かってもらってGiants Causeway bus tourに出かけました
Darcy's
ユースホステル近くのレストラン
おいしくスタッフの方々も感じが良いので、滞在している3日間全て夕食はここでいただきました
Darcy’s
ユースホステル近くのレストラン
おいしくスタッフの方々も感じが良いので、滞在している3日間全て夕食はここでいただきました

Madden’s bar(アイリッシュ・バー:ライブ演奏)

「1日目」
 夕食をとったDarcy’sレストランのお兄さんに教えてもらったバー
 お客さんがそれぞれ自分の楽器を持ってきて演奏し歌いそして飲んでいる(自腹で) アイルランドではお店が契約した人が音楽をやっていたけどここでは違っています アイルランドの音楽はカントリー&ウエスタン調ですが、こちらはどちらかというとフォーク調です 
 先輩が後輩に色々教えながら演奏が進んでいました 
 お客さんは凄くフレンドリーで初めての私にもどんどん話しかけてくれます 三日間通いましたが三日目には違う一面も見せてくれました 

レストランのお兄さんに、お勧めのアイリッシュミュージックを聴ける場所を教えてもらって来たのがこちらのMadden’s Bar
地元の方が集まって演奏を楽しんでいます
フィドルは呼び名が違いますが、バイオリンと同じものだそうです
お客さんのダーンと
ダーンお奨めのアイリッシュマン
三日間これを飲み続けました🥃
この店を教えてくれたお兄さんもレストランの仕事が終わって駆けつけました 自分の金属製アコースティックギター?で演奏しています(後ろ姿)
お店の人も陽気です
もちろんお客さんも楽しんでいます
ティンホイッスル
ブリキで作られた安価な縦笛
お店の中にATMがあるので、キャッシュが無くなっても心配いりません

「2日目」
 ちょっと早めの時間に行くと、若い人に先輩が演奏を教えていました 伝統がしっかり引き継がれています 

太めのフルート?の指導

途中からバンジョーと太鼓が入って本格的な演奏です

「3日目」
 お店に行くと、いつも賑やかなテラスに誰もいなくいつもは開けっ放しになっているドアも閉まっています 中に入っていくとワールドカップのイングランド・クロアチア戦を皆で見ていて、クロアチアの勝利に(イングランドの負けに)喜んでいました この日は演奏はありませんでした 
 この日はボンファイアー、プロテスタントの人の中には異常に盛り上がっている人がいるので、安全のために騒がないでいるような雰囲気です 
 お客さんの中にはアイルランド出身の人もいましたし、ここのオーナーもカトリックの方かもしれません 

ロンドン出身のジョン・ミシェル、筋肉モリモリですが仕草や話し方が優しいお兄さんです

ボンファイア(オレンジメンズ・デー前夜)

 7月11日は17世紀にオレンジ公ウィリアム3世率いるイングランド軍がボイン川の戦い(アイルランド・ニューグレンジの近く)でアイルランド軍に勝った記念日(オレンジメンズデー)の前夜 市内沢山の場所でパレットを高く積み上げ盛大に燃やすボンファイアの日です ベルファストの大部分を占めるプロテスタントの人にとってアイデンティティを確認する行事だけど、侵略した方が未だに祭りで大騒ぎしているというのはいかがなものか!?
と思いながら見ていましたが、ひょっとしたらこれはアイルランドに対するうらやましさの逆の表現かな?とも思えてきました 

こちらはピースウォール
プロテスタント系の人とカトリック系の人がいざこざを起こさないように、市内の一部に建設されています 
相当な長さがあり、こういった壁が必要とされている現実が未だにあるのだと❗壁が大好きなトランプ大統領が喜びそう😥取り除きに向けた営みもなされているようですけど・・・
ボンファイア前日
このような櫓が色んな広場に作られています
宿の近くの広場では建設途中
ボンファイア当日(7/11)
ビルに迫る高さです 
朝はユニオンジャックを高々と掲げていたのですけど、午後にはアイルランドの国旗に代わっていました まさか、国旗を燃やすの❔
侵略した側が侵略された側の国旗を⁉️
人がどんどん集まってきます フェンスの中では沢山の人が大音響で音楽をかけて騒いでいるので近寄れません❗
花火で景気付け
点火❕
アイルランド国旗はそのままです‼️
盛大に燃えています
火の粉も盛大に舞っていて、日本のように木造だと回りの家に延焼します 
結構大きな火の粉で、1つが首筋に入ってやけどしてしまいました😥
消防車も待機しています ボンファイアーをしている場所が多いので、ベルファスト市の消防車だけでは足らないんじゃないかな?
とうとう隣のビルを冷やすために放水を始めました
ずっと歌いっぱなし

「翌朝」

なかなか火が消えません・・・
パレードがあるので朝から場所取りをしています

Belfast(ベルファースト)とGiant’s Causeway(ジャイアンツ・コーズウェー)など

Belfast市内のバスツアー(7/10火)とGiant’s Causewayのバスツアー(7/11水)
 Giant’s Causewayには電車を利用して一泊で行きたかったのですが、12日のオレンジメンズ・デーには沢山の電車が運休になるのでバスツアーに変更

「Belfast市内」

タイタニック博物館
タイタニックの事故にスポットをあてるというより、建造した過程に重点を置いた展示内容になっていると思いました
タイタニックを建造した造船所の跡地に建てられている
街の中には沢山の壁画が描かれている

「Giant’s Causeway Bus Tour」

Giant’s Causeway
巨人が作った橋という伝説が残っている
Dunluce Castle
ブッシュミルズ醸造所(Old Bushmills Distillery)
1608年にイングランド王から蒸留の許可が下り、世界最古の醸造所といわれている
テイスティングもできました
Carrick-a-Rede(キャリック・ア・リード)
つり橋を渡ります
案内人の誘導で交互にわたる
島には漁師小屋
船は陸上に上げている

Belfast(ベルファースト)→Bus→Ferry→Bus→Glasgow(グラスゴー)7/12(木)

 ベルファストのバスセンターを10時20分に出発して、フェリーに乗りブリテン島へ、そこからまたバスに乗り換えて16時35分にグラスゴーに着きます 行程全てが1枚のチケットになっており日本で4月に予約しました 料金は全部で28ポンド(4,200円)
 グラスゴーからはスコットランド・ウェストハイランドウェイを目指します 

Belfast Europabus Centre10:20発のバスでフェリー乗り場に向かいます
Stena Lineのターミナルからフェリーに乗ります
保安検査を終えて乗船まで待ちます
アイルランド島から離れていく
客室はゆったりしていて色んな設備が整っています
ブリテン島に向かいます
2時間20分の船旅でCairnryan Stena Ferry Terminalに着きます ここでバスに乗り換えこちらも2時間20分でグラスゴーへ

Posted by walkingosamu