21日目 善通寺宿坊→76番 金倉寺→77番 道隆寺→78番 郷照寺→79番 天皇寺→80番 国分寺→えびすや旅館

善通寺宿坊76番 金倉寺77番 道隆寺丸亀城78番 郷照寺79番 天皇寺80番 国分寺えびすや旅館
2012.11.21(水)晴れのちくもり

47,116歩 31.1km 

 5時15分起床
 6時朝のお勤め
 7時10分朝食
 8時出発

善通寺:朝のお勤め

朝のお勤めに参加
 日の出前のまだ暗い時間に御影堂へ集まります 
 ジャケットは部屋に置いたままだったので、ちょっと寒い 
 宿泊客も皆集まり、和尚さんも7~8人ほどが来られお勤めが始まります 
 初めてなのでちょっと緊張 

こちらの御影堂でお勤め
   お勤めの内容は次のとおり

1.短めの読経のあと、講話をうかがいました 
その中から何点か 
○真言宗のお経で「南無遍照金剛」というのが
ありますが、言葉の意味はそれぞれ次の通り 
「南無」は「あなたにお任せする」
「遍照」は「あまねく照らす」
「金剛」は「ダイヤモンド・じっとして動かないさま」
○「大日如来」は全ての根源
○仏は、最高峰が「如来」で、以下「菩薩」「天」と続く 
2.密教の作法と読経
(最初の読経でお経は終わりかなと思っていたの
ですが、こちらの読経は長かった・・・)
3.弘法大師が唐から持ち帰ったという寺宝の「錫杖」を頭の上でジャラジャラと振ってくれました 
 1200年前から続く音です 
 煩悩を除き智慧を得るとされています 
4.参加者全員がそれぞれ一人ずつ焼香
5.地下の戒壇めぐり
 完全に真っ暗の中を壁を手さぐりしながら進みます 途中で、再現された弘法大師の声を聞きました (この合成の声って、無くてもいいのでは?)

善通寺を出発
 昨日あげられなかった、ロウソクを金堂に立ててから出発
 この後、善通寺の街で広島に住んでいたことがあるというおじさんに出会ってちょっと長話

76番札所 金倉寺

金倉寺 山門
境内の銀杏が綺麗に色づいている
金倉寺 本堂
金箔の大黒天
 なぜか金ぴかの大黒天が・・・
 金箔を買って、貼り付けるそうです 

77番札所 道隆寺

道隆寺 山門
道隆寺 本堂
お接待でいただいた可愛いお地蔵さん(身長6cm)
道隆寺に入る手前で、「お遍路さーん」と呼び止められました 
 息子が作ったお地蔵さんをもらってくれといわれ、ありがたくいただきました 
 息子さんは障害のある方のようですが、お父さんがしっかり寄り添っている様子でした 
多度津町から丸亀市に入ります

丸亀城

丸亀城 大手一の門 
 ちょっと寄り道をして、丸亀城に入ります 
丸亀城 天守閣
現存12天守のひとつで、3重3階の造りとなっている 
丸亀城 天守閣 内部
 木の構造がしっかり残っています 
天守閣からの眺め
  丸亀市街と遠くに瀬戸大橋も見えます 
郷照寺への道標
「スペイン巡礼の道完歩記念」と刻んであります 反対側にはご夫婦のお名前があったので、お二人でサンティアゴ巡礼路800kmを歩かれたのでしょう 
お昼はもちろん本場讃岐うどん
天婦羅うどん(450円 安くてうまい)
 衣の付け方に特徴があります

 お店には、結構お客さんがおられました 
 通信販売をやられているようで、宅急便の袋に入ったうどんも沢山 
 相席になったおじさんが色々話しかけてくれました 
 この方はおでんを食べられているのですが、このお店はお酒を出していません お酒なしでも美味しいおでんなのでしょう 
丸亀市から宇多津町へ

78番札所 郷照寺

郷照寺 山門
郷照寺 本堂
ここの納経所の方も綺麗な人です 
 お寺の周りの町並みもちょっといい感じ 

79番札所 天皇寺

天皇寺 鳥居?
崇徳院に関係する白峰宮が同じ境内にあるので、鳥居をくぐって入ります ちょっと変な感じ 山門はありません 

 崇徳院が崩御されたとき、この場所に柩が置かれた期間があったことから、白峰宮を造営された 
 戦国時代に焼失したり、明治の廃仏毀釈でお寺が廃され、またその後再建されたりと、色々な歴史をたどっています 
 他のお寺もそれぞれの苦労を乗り越えていますね 
 鳥居とお寺の石碑が並んでいます
天皇寺 本堂
天皇寺 トイレ
今回歩いている中で、一番寂しいトイレでした 
 お寺の名前に恥ずかしいのではないでしょうか 
 
 どちらにしてもこのお寺(納経所も含めて)の印象は、「いかがなものか!」という感じでした 
坂出市から高松市に入ります
もう少しで、今日の最終札所国分寺と宿です 

 ここらで、宿に電話を入れておきました 

80番札所 国分寺 

国分寺 山門
国分寺 本堂
 16時30分到着 
 納経所が閉まる17時までに間に合いました 
 だんだん薄暗くなってきます 
 ここには金箔弘法大師
 今日2回目の金箔です 
 この辺りでは流行っているのかな?

えびすや旅館

えびすや旅館 夕食
 お風呂に入ってから夕食 
 お風呂は家族風呂サイズなのですが、他のお客さんと二人で入ってくださいということで仕方なく入りました 
 ちょっと狭くてキツイ 
 一緒に入った方は、自転車で回られているとのこと すごい!!坂道は相当厳しいのに頑張っておられます 

 夕食は、私を含めて4名 
 岐阜から来られた青年が一緒 一年間で結婚・流産・離婚を経験し、親御さんからお遍路を勧められ歩いているとのこと 素直な、気持ちの良い青年でした 元気で頑張って・・・

えびすや旅館は、ここです
  
奥さんが、洗濯と乾燥をして、さらに畳んでまでくれました 感謝
  トイレは和式のみでしたので、ちょっとキツイ 

宿泊情報
宿舎名料金洗濯等状況トイレ備考
えびすや旅館7,900円(1泊2食、ビール1本、焼酎2杯)洗濯・乾燥そして折り畳みまで奥さんがやってくれました ○和式○お風呂は家族風呂サイズ
支払い経費(含む宿泊費等)
項目費用(円)備考
納経帳1,50076金倉寺、77道隆寺、78郷照寺、79天皇寺
、80国分寺
お賽銭50
昼食代450天婦羅うどん(むさし)
入場料200丸亀城
宿泊費等7,900えびすや旅館(飲み物を含む)
合計10,100

Posted by walkingosamu