１０日目　民宿和佐路→八丁坂→45番岩屋寺→民宿桃李庵

民宿和佐路→八丁坂→45番岩屋寺→民宿桃李庵
2012.11.10（土）晴れのち曇り
40,608歩　26.8ｋｍ　

　6時起床
　6時30分朝食
　7時30分出発

**霜の降りた道を歩く**
　荷物を民宿に預けて、身軽な格好で出発　　
　今朝は冷えて、道に霜が降っている　
　天気は良いので、踏みしめながら歩く

八丁坂

お遍路さん同士の挨拶は、「何回目ですか？」から
　峠のベンチで、昨夜同宿だった女性二人連れに出会って、最初に「何回目ですか？」と聞かれました　
　もちろん１回目とお答えしたのですが、何回も回られている人が多いのでしょうね　

**馬の背のような道**　
　岩屋寺にお参りされて帰って来られた同宿の方とすれ違いました　
　まだ８時５０分早い！！

45番札所岩屋寺

**岩屋寺　不動明王立像**
　真っ赤なデッカイ不動明王　
　八丁坂から来ると、お寺の奥の院側から入っていくこととなります

**岩屋寺　仁王門**
　　　　車で来る人はここを通らないので、閑散としています

**岩屋寺　本堂**
　岩に抱え込まれるように建っています
　スペインバルセロナのモンセラにちょっと似ています　
　モンセラを歩いた時の様子はこちらです→バルセロナ：モンセラ

**本堂ではお賽銭無し**　　
　　本堂前にお賽銭箱がなかったので、お賽銭は無し　
　　よく考えてみれば、本堂の格子戸の障子が一部破れていたところがありました　あそこからお賽銭をいれるようになっていたのでしょう

**岩屋寺　法華仙人堂跡**
　　すっごく急です　
　　登り始めてすぐ後悔したけど、スゴスゴと降りるわけにはいかない　
　　何とか上までたどりつくことが出来ました　
　　降りるときは、更に恐ろしかった　
　　最近ちょっと高所恐怖症気味になってきたのかな？？

**災害で通行止めの道も**
　帰りは古岩屋トンネル経由の道で帰ることに　
　途中の遍路道は土砂崩れで通れない所もあります　車道を歩いて行けるので、問題はありません

**古岩屋荘付近の紅葉**
　紅葉シーズンということで、古岩屋荘に多くの人が車で来て散策していました　
　曇ってきたので、ちょっと色がイマイチです

**平家の供養塔**
　この辺りにも平家の落人がいたのだろうか？
　この供養塔の建立は昭和５３年と相当新しい

**昼食を食べて、浄瑠璃寺方面に向かいます**
　民宿和佐路で預かっていただいた荷物を受け取り、今日は八坂峠の手前、桃李庵まで

民宿桃李庵

玄関の薪ストーブは暖かかった
　１５時３０分に宿に到着　
　若いご夫婦でやっておられる民宿　
　奥さんが杖を洗ってくださった　
　宿の名前はご主人が「桃李成蹊」から付けられたとのこと　
※「桃李成蹊」とは：桃や李（すもも）の木の下には、花の美しさにひかれて人が集まってくるために、おのずとそこへ至る小道ができてしまうという意　転じて、徳がある人は、たとえ何も言わなくても、その徳を慕って、自然に人々が集まってくるということのたとえ　だそうです　

　すごく力を入れて民宿をやってくれています　人がどんどん集まってくれれば良いですね　

宿泊者は全員今まで同宿になった方ばかり、同窓会のよう
　・１日目の民宿夕日での墨田区のＴさん
　・６日目の民宿兵頭での岡山のＫご夫婦
　・７日目のときわ旅館での台東区の男性
　・前日の民宿和佐路での川越の女性お二人
　ということで、今夜も盛り上がります　

夕食中に孫から携帯に電話
　そういえば今日は土曜日、久しぶりに孫の声が聞こえて幸せ(*^_^*)

翌年の正月には、桃李庵さんから年賀状をいただきました　

民宿　桃李庵はここです

宿泊情報

宿舎名	料金	洗濯等状況	トイレ	備考
民宿桃李庵	7,600円（1泊２食、ビール1本、焼酎2杯）	洗濯（100円）乾燥（100円：使用せず） ※玄関で薪ストーブを焚いているので、そこで乾燥させてくれました	○洋式 ○ウォシュレット有り	○若いご夫婦が一所懸命にやっておられる ○出発時にお接待をいただきました

支払い経費（含む宿泊費等）

項目	費用（円）	備考
食料品	150	ポカリスウェット
納経帳	300	45岩屋寺
お賽銭	5	本堂ではお賽銭を入れませんでした
昼食	630	かきあげうどん（久万高原ふるさと旅行村）
宿泊費等	7,600	民宿和佐路（飲み物を含む）
洗濯	100
合計	8,785