レオン(カスティーリャ・イ・レオン州)→ アストルガ→鉄の十字架→モリナセカ→オ・セブレイロ(ガリシア州)

Leon → San Martin del CaminoAstorga Rabanal del Camino鉄の十字架MolinasecaVillafranca del Bierz O Cebreiro

Leon(レオン)→ San Martin del Camino(サン・マルティン・デル・カミーノ)6/22(日)

今日の距離 26.1km(累計 496.1km)
今日の歩数 39,121歩(累計 847,45歩)

まだ街灯が灯っています
 街のあちこちに、昨日のお祭りから夜を徹して過ごしていた若者たちがいます

大聖堂が朝日に照らされています(逆光!)

レオンのパラドールとその前にある巡礼者像
 ちょっと隣に座って見ました

頑張れマツダ
 サービス工場です 販売後のフォローは大事ですからね

サンティアゴまでミニクーパー?
 298kmの前に、手書きで「3」の文字が入っています 見えますか?
 3298→ミニクーパー
 日本人が落書きしたのかな?

コウノトリのアパートになっている教会の鐘楼
 住む場所は毎年決まっているのでしょうかね?

トウモロコシ畑
 レオンの辺りから今までの麦畑に替わって、トウモロコシ畑が多くなってきました

今日のアルベルゲは
Albergue de Peregrinos(€5)
 アルベルゲの写真は撮っていませんでした
 公営のアルベルゲで、売店が併設されていて便利です
 夕食の予約を受け付けていましたので、頼みました 夕食の場所は別の民営アルベルゲのレストランです
 レストランに行くと、先程の公営アルベルゲにいたおばさんが切り盛りしていました 公営・民営両方のアルベルゲをやっているのかな?
写真は夕食のビーフステーキです

食後にAndreeと
Photo by Julie
食後にJulieと
Photo by Andree
あーぁ指がレンズに・・・

San Martin del Camino(サン・マルティン)→ Astorga(アストルガ)6/23(月)

今日の距離 22.8km(累計 518.9km)
今日の歩数 40,003歩(累計 887,438歩)

夜明けと共に歩き出します
今日も足長おじさん
ほとんど竹馬おじさん

Orbigo橋(弁慶スペイン版?)
 昔、愛の証としてこの橋を渡る300人と戦い抜いた という京都五条大橋の弁慶を思い出すような話が残っています

橋の上では杖をつかない
 この長い橋を渡っていると時に、お遍路道では「弘法大師が橋の下で寝ておられるので、橋の上で杖をついてその音で眠りを妨げてはいけない 」という話を思いだし、トレッキングポールをつかずに歩きました
トレッキングポールについて
 私が持っていったのは、グリップがT字形になって上からも体重を乗せる事のできるタイプです 登り坂や下り坂では特にこのスタイルが役に立ったと思っています
 一方他の方が持っていたのは、グリップがI字形でスキーのストックのようなタイプでした
 また、ポールの先に付けるゴムキャップは8割位の方が付けていませんでした 木の根とかを痛めないように付けた方がよいと聞いていたので、自然を大切にする欧州の方にしては意外な対応でした

巡礼路の一画面
上段:色の数が三色しかない厳しい風景
下段右:遠くから見ると、誰かが座っているように見えました!こんなのは恐い
下段左:巨大な岸壁に沢山の穴があいていて、無数の鳥が住んでいました

値段の無いお店
 坂を登りきって歩いていると、屋台の売店が
 また、独占の立地を利用した法外な値段のお店かな?と思って近づくと、Donativoの文字が!
 「値段はお客さんが決めてください」ということ
やっていた若者の心意気に惚れて、バナナ1本・スイカ2切れ・サクランボ1個に€5払ってしまいました

十字架の向こうにアストルガ

ジャングルジムのような歩道橋
 単線の鉄道を渡るには随分大袈裟な橋です 
自転車も楽に登っていきますI

今日のアルベルゲ
Siervas de Maria (€5)

 大変良いアルベルゲでした
 部屋はたまたま二人部屋、ジョン・フランソワさんというフランス人のおじさんと一緒です この方とはこのあともしょっちゅうお会いしました
 写真右上は日本人客の寄せ書き 日本カミーノ友の会の方がオスピタレイロをされることもあるそうです
 下の写真は世界各国の現在時間?ではなくて、ここを今出発した場合それぞれの町に到達する見込み時間
 洒落ています

司祭館
 ガウディ設計ということで、アストルガでは欠かせません

夕食でAndree、Julieとお別れ
 お二人の今回のカミーノはAstorgaでおしまい 明日はフランスの自宅に帰るそうです
 別れを惜しみながら一緒に夕食
 フィレ肉は結構美味しかったです また、デザート(右下)は、Astorgaがチョコレートの街ということでチョコレートのケーキ

Astorga(アストルガ)→ Rabanal del Camino(ラバナル)6/24(火)

今日の距離 20.7km(累計 539.6km)
日の歩数 32,133歩(累計 919,571歩)

日の出前の青い司教館を後にします 

目配りがあり、儲かってそうなバルで朝食
 昨日のジャングルジム横断陸橋の手前でおじさんがチラシを配っていたバルに立ち寄りました
 お客さんが多くて少し時間がかかるのですが、奥さんが着実にこなしています(一人だけでやっています 御主人はPR担当のみ?)
 エンパナーダ1/4とカフェコンレチェで7€と、ちょっと高めです
 エンパナーダを残そうとすると、他のお客さんの対応をしていた奥さんが、もったいないからと袋に入れてくれました

ゴミを拾いながら歩くマミーさん
 バルのテラスで朝食をとっていたときに、マミーさんが大きな袋を持って歩いてきました 
 カミーノに落ちているゴミを拾いながら来たとのことです 
 そう言えばビニール袋を持った巡礼者をこれまでも沢山見てきました 
 ゴミを捨てる巡礼者もいますが、こうして拾ってくれる巡礼者もいます 

雪の残っている山の方向に歩いています
 Andreeからカミーノはあの山(Teleno山)には登らないと聞いていたのですが、この時は真っ直ぐそちらの方向に向かっているので少し心配です

フェンスのあるところに、十字架あり
 このような場所には、ほとんどの所に十字架を作っています

そのまま訳せばこうなります 😅

今日のアルベルゲ Gaucelmo (朝食付き ドナティボ€10)
 歩いている途中で雨が降りだし、初めての雨装束で歩きます
 シャワーは風邪をひきそうなので省略 洗濯も乾きそうでないので省略
 歩いてきたマミーさんと出会って近くのバルへ ダニ被害を受けた彼女にダニよけシートを分けてあげた 効果があれば良いけど・・・
 彼女は温かい魚のスープを飲んで、まだ先の村まで歩いていきました

暖炉の部屋でアフターヌーンティー
 アルベルゲの宿泊者が集まって、アフターヌーンティー(紅茶)をビスケットと一緒にいただきます
 ここでも自己紹介 名前と国名をそれぞれ言うのですが、アメリカの人は国名を言わずに州名のみ言っていたのが印象的でした

夕食 オレンジは丸ごと
 マミーさんが食べていたのが美味しそうだったので魚のスープを注文
 デザートにオレンジを頼んだら、丸ごとゴロンと出てきました

教会で2回のミサ グレゴリア聖歌
 アルベルゲすぐ前の教会でのミサ(一般の回と巡礼者対象の回)に出席しました
 ここでのミサはグレゴリア聖歌(男性)によるものでした
 ここでもスペイン語・英語・フランス語・ドイツ語での読み上げがあります
真実を求めて
 話の中で、かろうじて分かったのは「カミーノで体験するものは全て真実である 」という言葉でした カミーノの途中で見かける落書きの中にも「TRUTH」の文字が沢山ありました
 日本人はそんなに「真実を求める」という心持ちは無いのではと思うのですが、ここら辺りが一神教の人達との違いなのかな?
相当傷みが進んでいます
 この教会は壁が何ヵ所も剥げ落ちています
 それはそれで風情があるのですが、今まで立派な大伽藍や小さな村でもしっかり手入れされた教会を見てきた目には、ちょっと意外な感じがしました

Rabanal del Camino(ラバナル)→ Molinaseca(モリナセカ)6/25(水)

今日の距離 25.0km(累計 564.6km)
今日の歩数 47,307歩(累計 966,878歩)

朝焼けの残雪の山をあ左手に見ながら出発
 Rabanal del Caminoが標高1,150mあるので、歩き始めてすぐに眺めが良くなります

Foncebadonの村
 3年前にはここまでバスで来て、足慣らしに少しだけ歩きました

鉄の十字架(Cruz de Ferro)
 木の柱の上に鉄の十字架があります
 ここにたどり着いた巡礼者は、出発地から持ってきた石をこの場所に思いを込めて置いていく
 静かに祈り、思いを巡らしている人達で独特の雰囲気に包まれています

原爆ドームの石を・・・
 広島を出発する前に原爆ドームに行き、近くの石を持ってきました
 その石を沢山の石の仲間に入れて貰いました
 十字架から少し離れているところの石(写真右)を持って帰り、原爆ドームの近くに置くことに・・・

原爆ドームの近くに置きました 
 広島に帰ってから石を持ってきて、原爆ドームの敷地内には置けないので、敷地の外に置かして貰いました
 サンチャゴ巡礼路と原爆ドームが平和への気持ちで繋がれば良いな

Manjarinのアルベルゲ
 シャワーが無くトイレもちょっと
 オスピタレイロは個性の強い方という、通好みのアルベルゲです
 世界各地への距離表示を眺めてみるのも楽しい 

山の上に咲いている花々
 名前は分かりません 😅

霧に紛れて用を足します
女性も道端で・・・
 歩いている間に考えることのうち、比較的大きなウェイトを占めているのが用を足すのによい場所を探すこと
 田舎を歩いていても、見とおしが随分良かったり前後に人がいたりして中々これは!という場所が有りません
 「夕涼み よくぞ男に 生まれけり」という川柳を思い出しながら用を足すのですが、このあとに女性二人が道路のすぐ脇でしゃがんでいるのを見てしまいました
 目の前を自動車がどんどん走っています
 昭和30年代日本の農村風景を思い出します

突然、自由に散歩している犬が現れます
 大型犬が山の中で突然出てきてビックリ
 飼い主はいなく、首輪も付けていないので一瞬野犬かと思いますが、飼い犬のようです
 目を会わさないように、やり過ごします

Aceboの村が見えてきました 
 家々の2階部分が張り出してベランダになっています
 街並みが素敵です ただ、大型の車だと擦りそう

Molinasecaの街が見えてきました 

Molinasecaにも感じのいい石橋と川があります 
 前に来た時はこの風景を横目で見ながらバスで通りすぎましたが、今回はゆっくり楽しめました
 川岸で孫に出す絵手紙を描いている脇で、子供たちが泳いでいます 水は冷たいのですが元気よく飛び込んでいます 冷たさの感じ方が日本人と欧州人とは違うということもあるのでしょう

四国お遍路道との友好記念碑
 Molinasecaは、愛媛県愛南町・香川県宇多津町等と交流があるようです

今日のアルベルゲ
(Santa Marina €7)

 ベッドは二段でなく、一段 部屋は広くゆったりと過ごせます
 右の写真は鍵の壊れたドア 外からも中からも開かなくなって鍵屋さんが来ていました 部屋に入れないのでロビーで待っていたら、オランダ人のRienがカーニャを奢ってくれました
 彼は歩いている時に、一日に何回も私に声をかけて軽やかに抜いていきます 多分途中でバルに寄って何か飲んでいるのでしょう
 ドア修理の方はとうとう取っ手も含めて外してしまい、やっと部屋に入れました
 たまたまでしょうが、トイレの蛍光灯もチカチカ状態でここは設備に色々不具合がありました

アルベルゲの中には、お遍路関連グッズ等が沢山
 四国八十八ケ所の手拭い・日本の仏師が地蔵を奉納するという新聞記事(日本・スペイン)
 右下の記事にはCastrojerizでお会いした問屋正勝さんが出ています

夕食は川に面したレストランでいつものMenu del dia
 ここはちゃんとしたレストラン
 野菜スープと鱒、ワインは1グラスでした

灯台もと暗し 郵便ポストを探してウロウロ
 絵手紙を投函しようと、街に出かけたのだけどポストが全然見つからない 仕方がないのでアルベルゲに戻ると、表に黄色いポスト(写真右)、でもこれって郵便の受け取り用にも見えます
 翌朝オスピタレイロに聞くと発送用とのことで、やっと投函できました 昨日聞けば良かったな

Molinaseca(モリナセカ)→ Villafranca del Bierz(ビジャフランカ・デル・ビエルソ) 6/26(木)

今日の距離 30.7km(累計 595.3km)
今日の歩数 55,318歩(累計 1,022,196歩)

カミーノはイタリアおやじのアミューズメントパーク?
 三人の女の子たちに歩き方の指導?をしています
 イタリアの親父たちは(全員ではないでしょうけど・・・)、若い女の子がいるとすぐ声をかけています さすがイタリア人
 この先を奥さんらしき人たちがあるいているのだけど、大丈夫かな?

モトクロスコース
 Ponferrada(ポンフェラーダ)の手前にありました 隣にはゴーカート場もあり、子供のころから乗り物に親しんでいるのでヨーロッパでは自転車やバイク・自動車のスポーツが盛んなのでしょう

城の中の城・テンプラリオス城(Castillo de las Templarios)
 Ponferrada旧市街にあるお城 
 存在感がスゴイ 
 セゴビアのアルカサルの美しさと違って、ゴツゴツとした逞しさを感じるお城です 
 まだ朝早い(8時20分)ので、中には入らずに歩き続けます

建物の中をカミーノが通っています
 標識どおりに歩いていると、道は建物の中へ
 前の人も入っていくので、大丈夫なのでしょう
 通り抜けると教会がある広場になっていました

お接待おじさん?もしくはサクランボ売りおじさん?
 コップに入っているサクランボとクルミを「どうぞ」と仰るので、四国お遍路道のお接待と同じだなと思い、少しずついただき記念に写真も撮りました
 この後で出会ったマミーさんがこのおじさんからクルミを買った と言っていたのでひょっとするとあれは売り物?
 まあ、試食させてもらったと思うことにします

地震が来たらすぐに崩壊しそう
 Camponarayaの街中心部にある古民家
 弱い地震でもすぐ壊れそうで、日本だったら撤去命令が出そうな家です

ワンコがリュックの上に乗っています
 サイクリストが背中に担いだリュックの上に小型犬が乗っています
 走らなくて良いので楽ちんだと思いますが、落ちないようにバランスを取るのが大変でしょう
 このグループとは15分ぐらい前にも一度会いましたが、その時はワンコは一所懸命走っていました

Cacabelosの教会で呼び止められました
 教会の前を歩いていると、中から呼び止められてセジョを押してくれました
 ここも小さな町ですが、通りの雰囲気は良かったです
 アルベルゲは町を出たところにあります 個室がズラーと並んだ特徴的な作りです まだ時間が早いので先に進みます

ブドウ畑が一面に広がっています
 これだけブドウがあればワインも安くできるでしょう

Villafranca del Bierzo
 この町の手前でパトロールしている112(警察)の車がすぐそばに停まったので、職務質問でもされるのかな?と思っていると、Villafranceの地図をくれました
親切!!

サンティアゴ教会
 教会の側面には贖罪の門がある
 病気や怪我で巡礼を続けることが出来なくなった巡礼者が、この門から教会の中に入りサンティアゴ大聖堂に詣でたのと同じように贖罪された
 この教会の隣に親日家のハト夫妻が営んでいるAve Fenixというアルベルゲがあるのだけど、ガイドブックに「ベッドバグが発生したことがある 」と載っていたのでここには泊まりませんでした

Albergue de la Piedra (€8) 

オスピタレイラさんが「あなたを見たことがある!」と
 町の出口に近いところにあるアルベルゲです 明日は登りなのでこのロケーションが助かります
 ここのオスピタレイラの方が、私に「あなたを3年ほど前に見たことがある!」と仰いました
 確かに3年前にこの町に来ていますが、このアルベルゲには寄っていません そう言うと「その時はお土産物屋で働いていたので、その時に見た 」と・・・本当に会ったのかもしれません

夕食はPulpo(タコ)、そしてレストランでClaraさんと再会

 マイヨール広場のレストランでいただいたMenu del Diaは、En salada mixta、Pulpo、Herado、ワイン(ハーフボトル)で€10です.
 食事の時にClaraさんと再会 あまりヒザの調子が良くないようで、明日はセブレイロ峠を歩いて越えるのは止めてサリアまでバスで行くそうです 歩いて3日の行程をバスだとあっという間に着いてしまうのでしょう
 Claraさんとは、キューバ音楽・アルゼンチンタンゴをYouTubeで見ながら話が盛り上がりました
 彼女は、韓国以外の色んな国の人に会いたいという思いを持ちながらこの巡礼路を歩いているのですが、「韓国の人がどんどん話しかけてくるのであまり他の国の人と話が出来ない 」と少し嘆かれていました

Villafranca del Bierz(ビジャフランカ・デル・ビエルソ)→ O Cebreiro(オ・セブレイロ)6/27(金)

今日の距離 30.7km(累計 595.3km)
今日の歩数 55,318歩(累計 1,022,196歩)

王道の番犬
 アルベルゲでパン・カフェコンレチェ・ヨーグルトの朝食をとって歩き始める
 途中にあった工場の入り口には放し飼いのシェパードがしっかり番をしている
 柵があるので大丈夫だと思いますが、視線を合わせると「何だこの野郎!!」と飛びかかってきそうな雰囲気を醸し出しているので、あんまり刺激させずに通り過ぎます

オ・セブレイロ峠を登ってくれる馬
 Las Herrerias(ラス・エレリーアス)の村にいたレンタルホース
 この村の標高は700m、オ・セブレイロ峠は1,320m、一気に600m登ることになるので馬に乗せて連れって言ってくれるサービスがあります
 もちろん利用はしませんでした 値段は不明です
 この先の道には馬糞が沢山落ちていました 

ここでもドネーション売店が
 若くて美人のお嬢さんがいて、ちょっと垢抜けた雰囲気
 逆に近寄り難くて素通りしていきました(^_^;)

木陰が多く歩きやすい峠への道
 この辺りになると木が多く生えていて陽を遮ってくれ、歩きやすい登山道が続きます
 日本の山道を歩いているような雰囲気

La Faba 西洋人は登り道でも良く喋っています 
 オ・セブレイロ峠まであと5km 登り道でも西洋人は喋り続けています 話すと息が切れると思うのですけど、そんなことはお構いなしというパワーに感心してしまいます
 この村にはドイツ人が経営しているアルベルゲがあって、昨日ビジャフランカのレストランで出会ったドイツの巡礼者の方はここに泊まると言っていました
 私は水を補給してから引き続いて歩きます

峠まであと4km
 着実に近づいています 

シェパードの牧羊犬が活躍しています
 道を空けて牛の群れが通り過ぎるのを待ちます
 シェパードがテキパキと牛を誘導して、しんがりは自動車がつとめていました

初めての距離入りモハン
 サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの残距離表示が入ったモハンがありました
 あと152.5kmでゴールです

いよいよガリシア州に入ります
 サンティアゴ・デ・コンポステーラのあるガリシア州に入って行きます

綺麗に石垣が整備されています
 峠を登りきったあたりで立派な石垣が現れてきます

登ってきた方向を振り返る
 峠から東方面を見たところ この遥か彼方から歩いて来たんだなと思いますが、正確な方向はよく分かりません
 今日は天気が良くて登りには絶好でした

サンタ・マリア教会
 この教会は巡礼路で一番古く、9世紀に建てられたということです
 また、20世紀に巡礼路を復活させたエリアス・バリーニャ司祭がおられた教会です 後に、その司祭を記念して巡礼に関して貢献した人や組織を表彰する「エリアス・バリーニャ賞」というものが設けられました
 第19回となる2014年の表彰対象に「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」が選ばれたそうです 今回のカミーノ歩きについても友の会発行のガイドブックを参考にするとともに、関西支部で開催された「カミーノを歩くための実用スペイン語の話&巡礼説明会」に参加させていただき準備を進めてきました
 受賞おめでとうございます

ミサに参加
 サンタ・マリア教会の夕方のミサに参加させていただきました

イギリス紳士と夕食
 ミサの後にレストランで食事
 一人で食事をとっておられた男性と同席させてもらいました (他にお客さんが誰もいなくて席は全部空いていたのですが・・・)
 この方はFranceysというお名前で、ケンブリッジの近くの自宅からずっと歩いてきているそうです 当然海は船です
 今日の夕食は、エンサラダミクスタ・鱒・フラン(アイスクリームはありませんでした)で€10

Albergue de Peregrinos 

シャワーにドアもカーテンも無い!
 定員約100名の公営アルベルゲで、不織布のシーツ・枕カバーが付いて€6
 ベッドは隣とひっついていて、指定されたベッドの隣は若い女性 これでは逆方向を向いて寝た後、寝返りが打てません
 この子はベッドの上にリュックサックを置いていました 害虫対策でベッドの上にリュックサックを置いてはいけないのだけど、英語で何と言えば良いのか分からないので、残念ながらそのままに
 シャワールームに行くと、それぞれのシャワーに仕切りはあるのだけどドアもカーテンも有りません 一番奥のシャワーが空いていたのでそこを使いました
 その後、洗濯をしたのですが山の上だけあって水がすごく冷たーい

色々な靴が並んでいます
 靴置き場です
 それぞれ自分にあった靴をはいているので、色んな種類の靴が並んでいます
 真ん中にある、舌が黄色で紐が赤いものが私の靴

明日はこちらの方向に
段々雲行きが怪しくなってきています

Posted by walkingosamu