ガリシア州 (Galicia)
グランダス・デ・サリメ(Grandas de Salime)→サンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)

Grandas de Salime → FonsagradaO Cádavo Lugo(ルーゴ)Ferreira Boente O PedrouzoSantiago de Compostela

Grandas de Salime(グランダス・デ・サリメ)→Fonsagrada(フォンサグラダ)7/17(金)

28.4km、40,531歩
(累計 1,181.8km、1,688,335歩)

今日は朝から快晴
沢山の丘を越えていきます
この先まで歩いて行くぞ
お約束の足長おじさん
サン・ラザロ教会
(Ermita de San Lázaro de Padraira)
 ちょうど鐘楼の間から朝日が見えています
 小さな教会ですが、中は大変きれいに整備されています
 1689年再建と書かれていました 
ペニャフエンテの教会
 水飲み場もあります
また、カミーノは放牧場へ
 出口の先には風力発電の風車が並んでいます
アストゥリアス州とガリシア州の境界目印は石ころ?
アストゥリアス州とガリシア州の境界目印は石ころ?
ここの水も飲めます
今日のアルベルゲは新しく清潔な民営の
 Albergue Cantábrico
 到着すると、予約で一杯とのこと
 ここがダメだと1.5km先の公営アルベルゲになるのだけど、そのあたりにはお店もない 少し待っていると一人分空きが出来たとのことで何とかベッドをキープ 中年ドイツ女性が私の後に到着したのだけど、もう譲る元気は残っていません
レストランに現れたお騒がせお兄さん
 この人がアルベルゲに着いた時、いきさつを知っている巡礼者がこの人を泊めないでとオスピタレイロさんに言っていたけど結局泊まることに
 部屋が別だったのですが、3時半ごろにその部屋から大声で言い争う声が聞こえてきました(-_-;)

 

夜は教会のミサで祝福
 アルベルゲの近くにある教会のミサに出席しました
 最後に近くに座っていたおばさん達が巡礼者への祝福があると教えてくれた 祭壇前に出ていって神父さんと巡礼者4名でこの↓言葉を一緒に読みました
 意味はイマイチよくわかりません(>_<) 

Fonsagrada(フォンサグラダ)→ O Cádavo(オ・カダボ) 7/18(土)

27.5km、39,296歩
(累計 1,209.3km、1,727,631歩)

アルベルゲ前の路地
 6時出発なのでまだ周りは暗いです
 徹夜で遊んでいた地元の若者に道を尋ねながら、ヘッドランプを照らして歩いていく
霧の中を抜けると雲海が
墨絵のような世界
 こんな綺麗な雲海は始めてみました
 一緒に歩いていた小学生くらいの団体の皆も大喜び
雲海の向こうから朝日が昇ってきます
ガリシア州のホタテ貝の向きはアストリアス州と逆です
(参考)こちらはアストリア州(7/14Tineo付近)の道標
 ホタテ貝の向きが違います
峠の上の教会?避難小屋?
この向こうにサンティアゴ
今日のアルベルゲ 
Albergue de peregrinos de O Cádavo (Baleira)
 到着すると既にミレヤ(カスティージャ)が並んでいた 彼女は膝を痛めていたので私より早く歩けるはずがない、多分車で送ってもらったのだろう
 オスピタレイラさんが所定の受付時間より早くきてくれてベッドを確保
今日の昼食
 アルベルゲでシャワー・洗濯の後に街のレストランで遅い昼食
 メインはバカラオ(鱈)

街の広場でフォークダンス
 近所の老若男女(老が多め!?)が生バンドで楽しく踊っていました
 そういえば今日は日本で女房もフォークダンスの講習会に行っている

O Cádavo(オ・カダボ)→ Lugo(ルーゴ) 7/19(日) 

31.8km、45,451歩
(累計 1,241.2km、1,773,082歩)

アルベルゲのトイレのドアが開かない
 男子トイレ個室のドアが壊れて中に入れなくなっていた 皆があわてていたが私は昨夜利用済みなので問題なし
 朝焼けが綺麗
完全な形の虹が出てきた
電気の変圧器が入っていました 
以前は違うものに利用されていたのでは?
鳥のヒナが巣から落ちて歩いている 
 猫も結構いるので危ない!
Castroverdeの教会前噴水
 台風時の孫たちの学校帰りの様子に似ているかな?
「注意」と言われてもね!
片方の鐘が取れています
牛の角はやはり気になります
エイドステーション
 団体で歩いている子供たちの保護者が、ポイント・ポイントで準備をして待っています
こういう道がいいですね
 ルーゴの街が見えてきました
街の入り口にあった石橋
 道路標識のようなカミーノ案内

今日の宿
Pensión San Roque
 看板が三階部分に付いているので見つかりませんでした 近くのバルのお客に聞いて発見 建物に入るときにも下から呼び鈴を押してドアを開けてもらう
 フロントで明日の宿を予約してもらった 自分で電話で予約するのは難しいので助かります
 部屋にはバスタブもあって快適ですが、壁が薄く深夜に隣の声がまる聞こえ 耳栓の登場

 街でペテール達と出会って一緒に昼食
この辺りからタコ料理がメニューに出てきます
最初は大麻でもやっているのかと?
 一緒に歩いているメンバーはほとんど全員自分でタバコを紙で巻いて吸っています 日本では見慣れない風景なので最初は大麻かなと思いました
 ルーゴの大聖堂
大聖堂内部
 4年前に来た時には工事中で内部が見れませんでしたが、今回は全部見ることが出来ます
大聖堂前の公園
 木がちょうどベンチの日陰になっている
カルロスもルーゴに到着
ルーゴの街は頑丈な城壁に守られています

Lugo(ルーゴ)→ Ferreira(フェレイラ) 7/20(月) 

29.4km、42,053歩
(累計 1,270.6km、1,815,135歩)

上海ガニのようなクロワッサン
 宿代は朝食付きだけど、ホテル向かいのバルでいただきます
 まだ人通りが少ない(7時)
孫への絵手紙
郵便局の壁面にあるポストに絵手紙を投函
旧市街から抜ける門
 ミーニョ川にかかるローマ橋
中世の兵士が守っています
川沿いに大きなプールを備えた公園
あと99.552km
少し早足で歩く
 14時までにアルベルゲに到着しないと確認の電話を入れる必要があるので、何とか間に合うように歩きます
今日のアルベルゲ
 Albergue Ponte Ferreira
 14時までに到着できました 
 のどが渇いてコーラやセルベッサリモンを立て続けにいただきます
洗濯はこの水で
 たっぷりの水があるので、すすぎが簡単です
 シエスタの後で近くの石橋で絵手紙を書きます
これを書いていたら、フランス人の巡礼者ドミニクが「絵手紙が欲しい」と言ってきたので、日本に帰ってから何枚かの絵手紙をお送りしました 
日本に帰って絵手紙を送った後に、ドミニクから届いたはがき
 レベルが相当違います
こちらはほとんど水墨画の世界
アルベルゲで皆と夕食
オスピタレイラさんとオスピタレイロさんが、特大フライパンでパエリアを作ってくれました
パエリア山盛り 
お腹が一杯です
 ワインも付いて9€

Ferreira(フェレイラ)→ Boente(ボエンテ) 7/21(火)

27.4km、39,182歩
(累計 1,298.0km、1,854,317歩)

 アルベルゲの庭にオーソドックスなオレオ
同宿の若者たちが一緒に歩いている 
以前すごいスピードで歩いていた男性が、今日は皆と一緒にゆっくりと歩いています
サンティアゴの泉?
 トウモロコシの実が出てきている
ちょっと水たまりがありますが、気持ちの良い道
雰囲気のある道が続きます
この山の峰にも風力発電
ワンコが散歩中
 後から飼い主も歩いてきています
メリーデの街が見えてきました
 山火事の跡
 大きな火事になって無くてよかった
この風車で水を汲み上げている
メリーデ サンアントニオ教会
あと50km
ロバとビーグル犬と一緒に巡礼している
 写真を撮らせてくれました
 去年出会ったロバと一緒の巡礼者は、撮影料を請求しました 彼はそれを巡礼の資金にしていたようだけど
毎度おなじみ飛び石
今日のアルベルゲ
 Albergue Boente
 去年フランス人の道を歩いた時に知り合ったカナダのCamilleから8月5日に広島に来るとのメールが届いた 広島カープの試合も見たいということなので、急いで広島に電話して手配をお願いする チケットは取れるかな?

アブリルにお守りを
 アルベルゲのレストランで食事をしているとアブリルがやってきた 彼女は日本文化が好きだというので、自宅近くの草津八幡宮でもらっていた交通安全のお守りをプレゼント

Boente(ボエンテ)→ O Pedrouzo(オ・ペドロウソ) 7/22(水)

29.0km、41,406歩
(累計 1,327.0km、1,895,723歩)

7時半 朝日が昇ってきます
リバデソ(Ribadiso)の橋
 この橋を渡るのは3回目
トウモロコシが少し大きくなりました
ここも高速道路の工事が中断している
16日前に通った時より少しアジサイの花が増えている
フランス人の道は、やはり人が多いです
今回もこのアルベルゲ
 Albergue Porta de Santiago
残念!「す」が無い!!
 レストランのランチョンマット
夕食はサーモン

何人もの顔見知りが
 レストランのテラスで食事をしていると、沢山の顔見知りが声をかけてくれる
 皆も順調に歩いて来ているよう

O Pedrouzo(オ・ペドロウソ)→ Santiago de Compostela(サンティアゴ・デ・コンポステーラ) 7/23(木)  

23.2km、33,185歩
(累計 1,350.2km、1,928,908歩)

朝からたくさんの人が歩いている 
 プリミティボの道では東洋人に会わなかったけど、フランスの道ではやはり韓国の人がたくさん歩いている
プリミティボの道を一緒に歩いてきた仲間たち
ワンコが吠えまくっている
 そこで吠えていれば、お互い安全だね
馬の巡礼者
 歩いている姿をペテールが撮ってくれました
ゾロゾロと歩いていきます
ミレヤ姐御の膝が相当悪化している
ミレヤのリュックを他の人間がかわるがわる持っている
ゴールを間近にして自分でリュックを担ぐミレヤ
オブラドイロ広場に入っていく
ゴールを喜ぶ皆
 あちこちでハグ
 ペテールとカルロス
 お世話になりました
今までと異なるゴール
 今まで一人でカミーノを歩いていた時はゴールも一人だったけど、今回は15日間一緒だったペテールとカルロス、そして途中から段々増えてきた仲間たちと一緒のゴール
 喜びを皆と味わえた素晴らしいゴールでした(^-^)

 北の道とプリミティボの道合わせて1,350.2km

サンティアゴ・デ・コンポステーラは聖ヤコブのお祭り
 知らなかったのだけど、7月25日が聖ヤコブの日でその前後に色々な催し物がある
 巡礼者や観光客が増えて、宿の確保が難しい

 今日のアルベルゲ
 Albergue Seminario Menor
 個室だったら泊まれるとのこと 個室があることは知りませんでした、どちらかというと個室のほうが良い
 ルームナンバーは誕生日と一緒
部屋の内部
 個室は自由な空間なのでくつろぎます
アルベルゲの食堂でマニュエルと再会
 地下の食堂にいると、マニュエルがやってきた 日本好きの彼に、持っていた桜吹雪の手ぬぐい(使用済のもの)をあげると凄く感激してくれた
 あげて良かったな
キンタナ広場ではサンティアゴ市民交響楽団の演奏
民族音楽も演奏してくれる
 路地ではジャズのセッションが

 セルジオ&マニュエルのロドリゲス兄弟(マヨルカ島)とその友達たち
 マニュエルは「カミーノで1,000人と友達になった」と言っていた 少しオーバーかもしれないが彼は人懐こい性格で友達作りの素質がある

夜遅くまで皆と飲み歩く
 写真のメンバーで日付が変わるまで飲みました 皆ありがとう
 アンドレア(サラゴサ)、ラケーエル(ソリア)、マルタ(バルセロナ)、セルティア(コルーニャ)、ソニア(バルセロナ)

Santiago de Compostela(サンティアゴ・デ・コンポステーラ) 7/24(金)

巡礼者事務所で証明書をもらいます
大聖堂に入るのが何回目になるのか、もう分かりません
Kentと瑞穂に再会
 彼らは北の道だけを歩いてきたのだけど私より16日?遅れでサンティアゴに到着 プリミティボの道も歩いた私とここで奇跡的に再会(^-^)
大花火大会
今日のキンタナ広場ではロックコンサート
ホテル近くのバルでモヒート
今日のホテル
 Pensión Pazo de Argra

 今日の宿をキープするために、昨日は観光案内所に行ったりアルベルゲを回ったけど空きは無し 
 Booking.comで何回か探しているうちに、このホテルがヒット 多分キャンセルが出たのでしょう 助かりました

Santiago de Compostela(サンティアゴ・デ・コンポステーラ) 7/25(土)

お祭りのパレード
 旧市街を練り歩く
 デッカイ顔の人形が歩きます
人形たちの歩くスピードは相当早く早足で追いかけなければ写真が撮れない

今日のアルベルゲ 弱みに付け込んだ料金! 
Albergue Roots and Boots
 ここもサンティアゴに到着した23日に予約しました
 18日前に泊まった時は16€ 受付の女性が 25€と言ったのでお祭り料金だなと思っていると、オスピタレイラさんがやってきて女性に 30€にしろと言っている 何てこった!!
 こちらは 30€を払って泊まるしかありません いかがなものか!!

Santiago de Compostela(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)→Barcelona(バルセロナ) 7/26(日)

自転車は大事にされている
 ガリシア広場から空港へ向かうバスに途中から自転車の人が乗ってきた
 輪行袋に入れることも、分解することもしないでそのままの状態で満員バスに乗ってくる
 周りの人も何とか乗せてあげようと協力している
サンティアゴ・ラバコージャ空港
 あの朝日の向こうから歩いてきたのだな
 Ryanairにのってバルセロナへ向かいます
 Gijon上空
San Sebastianも見えてきます
 離陸してから1時間もたっていないのに、あっという間に約2ヵ月かけて歩いた道を飛んできた

Posted by walkingosamu